そもそもが『ポケットモンスター』の略である『ポケモン』。しかし、外国だとテレビゲームの『ポケモン』が生まれるずっと前から、それが全く別の意味を持つ単語として存在するところもあるそうです。
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しかもその意味が「バカ」とか「不器用」とか「トロい」といったものだというから面白いやら気の毒やら......。
「ポケモン」または「ポケメン」は、19世紀のコーンウォール地方で使われており、他人を蔑む時に使われていたものなのだとか。なお、コーンウォールはイングランド南西の端っこにチョロっと飛び出した州または自治体で、ロンドンから車で4時間半ほどの場所に在ります。
この先っちょが「ポケモン」発祥の地
この話はジョークではなく「imgur」で紹介されていたもので、コーンウォール語のオンライン辞書にも、BBCの「HISTORYextra」の記事にも載っている、ちゃんとした単語。
ちなみに、同じくコーンウォール語で「ダンブルドア」は「トゲ」、「イバラ」または「ミツバチ」という意味の単語で、後々にJ・K・ローリングが『ハリー・ポッター』の校長先生の名前に採用しています。
所変わって南米のチリでは、「ポケモン」は2000年代にエモ(エモーショナル・ハードコア)文化やライフ・スタイルに染まっていた若者のことを指して呼んでいたという話もあります。
いつの日か『ポケットモンスター』を排出した日本でも、「アイツってポケモンだよねー」などという別の固有名詞で使われる日が来るかもしれませんね。
画像:Wikipedia
The Strange History Of The Word 'Pokemon'[Kotaku]
(岡本玄介)
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