LiquidPaperさん のコメント
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ロリコ○変態オヤジの誇大妄想としか思えない 「不適切なのに大ヒットしてしまったロック・ソング10選」 に続き、今回はどうしてこんな 衝撃映像 が作られたのか、 思わず眉をしかめてしまうミュージック・ビデオを12本 お届けします。
【大きな画像や動画はこちら】 「 What Culture 」が選んだ12曲をご覧ください。女性軽視に小児性愛、近親相姦、神への冒涜に昏睡強姦、ナチズムなどを 思いっ切り想起させる 動画ばかりとなっているので、 閲覧注意 です。これらで気分を 害さない 方々はぜひ読み進めてください。
12位:ロビン・シック/『ブラード・ラインズ』
ビデオにはファレル・ウィリアムスとT.I.も出演しているこの曲、日本では 『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』 というノリの軽いタイトルでご存知の方もいるかと思います。
出演者の面々は露出度の高い 美人モデル たちと楽しそうに歌ったり踊ったりしていますが、この曲の歌詞が「 ソレ が欲しいんだって知っているんだぜ、でもオマエは良い娘(コ)だからな、オレを 掴む その仕草は、 下品 なことがしたいに違いないだろう」や「オマエはここで一番ホットな 雌犬 だぜ」、それに「ハグ・ミーと 韻を踏む のははだ?」といった内容。お察しの通り、韻を踏むのはもちろん 「ファ○ク・ミー」 しかありませんよね。
「オマエのケツを真っ2つに裂いてしまうほど デカいモノ をくれてやるぜ、オマエの元カレはオマエのケツをこんな風に ひっぱたかなかった だろうし、オマエの髪をこんなに 引っ張り もしなかっただろう」、「ケツを振って這いつくばったら立ち上がれ、 痛みが伴う ようにヤってくれ」、「ベイビー息が出来るか? これは ジャマイカ から持ってきたものなんだ、いつもオレにはキマるんだぜ」などという、比喩的ですが完全に ガンジャ としか思えない歌詞も登場します。
女性を性欲解消のための モノ としか見ていない様子だけでなく、 「大ヒット曲のクレジットが欲しかった」 という理由から、本当はファレルが書いたのに「2人で30分で書いた」と 嘘 をつき、「マーヴィン・ゲイの曲を参考にした」と言ってゲイの遺族から盗用で訴えられて 敗訴 。さらには、作曲中「ドラッグ(鎮痛剤)やアルコールを服用していた」と告白したのが元凶で、シックは奥さんと 離婚 するハメになったのだそうです。
そんな曲なのに 全米一位 に輝き、プラチナ・ディスクも英米合わせて 8枚 獲得......。世の中何がウケるかわかりませんね。
参考: ブラード・ラインズ (曲) [Wikipedia]
11位:ナズ/『ヘイト・ミー・ナウ』feat. パフ・ダディー
アメリカのヒップホップMCナズによるこの曲は、タイトルを意訳すると 「今すぐオレを憎め」 といった内容。
まるで 暴動 が怒っているかのごとくストリートに 爆炎 が燃え盛っている場面や、片手に ピストル を持って監獄をパーティー会場にする場面、そして何よりエルサレム風の土地で、周りから石をぶつけられながら黒人のナズ自身がイエス・キリストさながらに 十字架 を担いで歩く様子は、どのように受け取られたのでしょうか......?
実際ナズは自分を神と 比較 する言動が多いようですが、これは一線を越えてしまっている気も......。
10位:パール・ジャム/『ジェレミー』
1991年に発表したデビュー・アルバム『Ten』に収録されたこの曲は、1991年にテキサス州に在るリチャードソン高校で起こった 拳銃自殺事件 を下敷きにしたもの。
新聞で記事になったものの、その扱いがあまりにも 小さかった ために、それを読んだパール・ジャムのVo.エディ・ヴェダーが「命を代償に復讐を果たした少年の 叫び が、そんな小さな記事で終わって良いはずがない」という気持ちから書いた曲だそうです。
とても大人しい転校生のジェレミー・ウェイド・デルは、2時間目の英語の授業に遅刻したため先生から「事務所に行って遅刻届をもらってきなさい」と言われ、教室を離れて戻ると、彼は 357マグナム を握りしめ、クラス皆の前で 口に加えて ぶっ放して自殺......という凄惨な事件でした。ジェレミーは両親に 無視 されてずっと育ったため、常に孤独で、生と死について考えていたそうです。
これらの内容を知っていると、ビデオの最後でクラスの子たちが 返り血 を浴びているシーンの意味がわかりますよね。事件と合わせてショッキングな1曲ということでランク・インしています。
「実在の連続猟奇殺人鬼/事件について歌ったヒットソング」 は数あれど、こういうパターンで書かれた歌は珍しいかもしれません。
Jeremy (song) [Wikipedia]
9位:シーア/『エラスティック・ハート』
滅多なことでは顔を出さないことで知られる、 謎多き オーストラリアの作曲家シーアが歌ったこの曲は、 「シャイア・ラブーフと11歳の美少女が金網デスマッチで激突ッ!」 でも取り上げました。
天才ダンサーと言われる マディー・ジーグラー ちゃんが出演する、芸術的なミュージック・ビデオ3部作の2作目ですが、 肌色のレオタード をまとった少女が、同じく肌色のパンツを穿いたヒゲオヤジ(ラブーフ)と巨大な檻の中で 組んず解れつ する様子は、3部作の中でも1番衝撃度が高いと感じた視聴者が多かったようです。
線引きするにはかなりグレーゾーンですが、2人の様子が 小児性愛 を想い起こさせなくもないかもしれません。 アーティスティック な映像ではあるものの、初めて見た人は多かれ少なかれ、 何かしらの衝撃 を受けることと思われます。
8位:エイフェックス・ツイン/『ウィンドウリッカー』
イギリスの映像作家 クリス・カニンガム と手を組んだこのビデオでは、もの凄く リアル でキモさを増したエイフェックス・ツイン(リチャード・デイヴィッド・ジェイムズ)本人のマスクを被った女性たちが登場。その様子はシュールを飛び越え、思わず 笑ってしまう ほどでしょう。
蛇足ですが、他の楽曲 『 カム・トゥ・ダディー 』 でもこの2人は手を組んでいます。こちらでは子供たちがこのマスクを被り、もっとオカルトで ホラー テイストです。
映像が絵的にショッキングなのはさておき、この『ウィンドウリッカー』では最初に登場する 黒人2人の会話 (特に長髪のほう)から「マザー・ファ○キン」などの悪い言葉が マシンガン のように飛び出します。
その数は 127回 で、「ファ○ク」だけでも 44回 だそうです。平均的に 2秒に1回 の頻度でこれらの言葉が発せられたということですが、そんなやり取りは聞く方も疲れちゃう気も......。
全体的にこの曲はヒップホップ、そしてそのジャンルでよく歌われる お尻の大きな女性たち を揶揄したテーマとなっており、シャカシャカと振って撒き散らす シャンパン が女性たちに降り掛かる様はまるで ブッカケ・プレイ 。
歌詞がない分、『ブラード・ラインズ』より上品ですが、それでもMTVでノーカット版を流したら 多数の苦情 が来たとのことです。
7位:リアーナ/『ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー』
大富豪の会計士の妻を 誘拐 し、裸にひん剥いて 拉致監禁 した挙句、結局はその夫ともどもチェーンソーで(恐らく) バラバラ にしている、まるでクライム・ムービーのようなビデオがこちら。
タイトルからして「ビッチ」は金髪の婦人のことを指しているのかと思いきや、 5:22 でじつは会計士が 「またの名をビッチ」 として明かされます。曲のタイトルとストーリーから察するに、この会計士はリアーナの金を ちょろまかした ために報復されたのでしょう。しかし、これはリアーナ自身が 実際に体験した会計士との出来事をもとに作られた らしく、それを知るとリアリティーがグっと増します。
最後に登場した、スッポンポンで返り血を浴びたリアーナが、高級ブランドの 旅行トランク いっぱいの札束に埋もれているシーンが、非常にクールかつ衝撃的です。
6位:ブリトニー・スピアーズ/『ベイビー・ワン・モア・タイム』
当時 16歳 のブリちゃんを、一躍スターダムにのし上げた大出世作として知られるこの曲。歌詞そのものは、ボーイフレンドにフラれた女の子がもう一度チャンスを! という内容なので、ショッキングさは皆無。
しかしビデオでお判りの通り、学校の制服を 大胆に着崩して います。当時のポップ・ミュージックの視聴者に 「スクール・ガール=セクシー」 というイメージを一層強めてしまった点が衝撃的だったのだそうです。「セーラー服JK=エロ」が常識(?)のジャパニーズからすると、「何を今さら」と思うかもしれませんが......。
ポルノ産業でも、女優さんたちが制服を着ている作品も多く存在するとは思いますし、ハロウィーンでもネタ的に大人が着崩すのは普通です。しかし、当時 現役女子高生 だったブリトニーにこれをやらせたのが罪深いということでランク入りしています。
5位:ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー/『スティル・ライフ(ベータメール)』
ゴミ屋敷のように散らかった PC周り の写真や、古い エロゲー の画面キャプチャー、それに リョナ系 または ケモナー系 という、倒錯気味のイラストが登場するこのMV。YouTubeからはキワド過ぎたために 削除 されてしまったそうです。
これら極端な欲望を表現した画像は、ネット上の変態系サイトから拝借したもので、インターネットの下でうごめく サブカルチャー の中でも、屈折したダークな世界観を表現しているとのこと。
タイトルの 「スティル・ライフ」 は美術の世界で静物画という意味で使われますが、 草食男子 (ベータメール)の 静止している人生 という意味にひっかけられているのかもしれません。
4位:リリー・アレン/『ハード・アウト・ヒアー』
イングランドのシンガーソングライターであるリリー・アレンが書いたこの曲は、サビやコーラスで 「ビッチ(雌犬)」 を連呼しまくりという、なかなかに下衆いもの。本記事8位の『ウィンドウリッカー』同様、 おケツのデカい黒人ねーちゃん たちがフリフリとシェイクしたり、平手で スパンキング したりと映像的にもお下品です。
歌詞の中には「私の 性生活 を話したら、きっと貴方は私を 尻軽女 だと呼ぶでしょうね」と女性の自由さを語り、「 キン〇マ ではなく、 おっぱい を生やしてみなさいな」と、社会の中で女性であることの大変さを男性も理解しなさい、という趣旨の言葉があります。それに「アンタは顔を 整形 したほうが良いわよ、そうじゃなきゃそのまま終わってしまうわよ」なんてものまで。
ややマイルドな表現ですが、他にも歌詞では「女性たちは今だかつてないほどに良い人生を送っているのよ、(男性上位社会)という森を抜け出したのよ」に続いて、「この イヤミ を見つけられないのなら、アンタは誤解しているわ」というのもあります。
リリー・アレンは音楽業界に対して 辛口 の人物らしく、マイリー・サイラスのビデオよろしく、セクシーな黒人のバック・ダンサーたちを 装飾的 に並べてクネクネと踊らせているのは、それを逆手に取っているからではないか? という憶測があります。しかし、彼女はこのビデオの出演者を決めたのは本人 ではない だけでなく、業界への皮肉でもないと語ったそうです。
3位:ニッキー・ミナージュ/『オンリー』
白/黒+赤を挿し色にした配色がどことなく映画『シン・シティ』っぽいですが、全編 アニメーション で作られた珍しいタイプのMV。
しかし、これも歌詞に「ビッチ」、「ファ○ク」がとにかく何度も連呼され、さらに誰がどう見ても ナチズム がベースなのは明らかです。ついでに、このビデオが公開されたのが、ベルリンの壁崩壊 25周年を祝う時期 だったというのも、何かを狙ってのことだったのかもしれません。
歌の内容は「(一緒に歌っている)ドレイクとリル・ウェインとはヤっていないけど、もし3Pするならアタシのケツを カップケーキ みたいに食わせてやるわ」と始まり、あとはザックリとですが、「ニッキーはデカいケツのオンナでまだ寝たことはないけど、チャンスが巡ってきたら ヤリたい ぜ」的な3人のラッパーたちの独自の想いが順番に歌われており、ナチズムとはぜーんぜん関係がありません。
サビは「本物のニガー以外はいない、悪いビッチだけ、金持ちのニガーだけ、自立したビッチだけ、ボスのニガーだけ、肉付きの良いビッチだけ、オレの横には本物のニガーだけがいるんだ」という 黒人バンザイ なものとなっています。
2位:セルジュ&シャルロット・ゲンズブール/『レモン・インセスト』
歌手としての顔も持つ、フランスの女優 シャルロット・ゲンズブール が、12歳の時に音楽プロデューサーにして歌手でもある父親セルジュ・ゲンズブールと デュエット した歌。
父と娘の純粋な 親子愛 からこの歌が作られたのだと思われますが、動画でおわかりの通り、セルジュは上半身が 裸 。シャルロットはワイシャツと パンツ のみでベッドに横たわっており、娘から父へ、父から娘へとホッペに チュー しているシーンも映し出されています。
公開当時から「近親相姦じゃないのか?」と世間に疑問符が飛び交ったのも理解できますが、とりわけタイトルの 「インセスト」 が「近親相姦」という意味なので、もうそのものズバリです。
参考: シャルロット・ゲンズブール [Wikipedia]
1位:レディ・ガガ feat. R・ケリー『ドゥー・ワット・ユー・ウォント』
『徹子の部屋』の出演時にはまったく身体のラインがわからない 異形の姿 でご降臨されたガガ様ですが、それとは真逆にこのビデオでは 下着姿 だったり、 ボンデージ姿 だったりと、やたら露出度が高くセクシーです。しかし、この映像は最初に作られたオリジナル ではありません 。
お蔵入り になった幻のMVは、若い女性モデルたちを食い物にしたり、彼女たちが望まない過激なポーズをとらせたり、性交渉を強要したりなどで集団訴訟されている、悪名高き写真家の テリー・リチャードソン に監督を頼んだものでした。なお、シングルのジャケット写真( Tバック を穿いたガガケツが写っている)もリチャードソンに依頼しており、そちらはそのままリリースされているようです。
リチャードソン起用だけでもスキャンダルになる 可能性 が大いに含まれているというのに、さらに輪をかけるがごとく、未成年の女児と 性交渉 をしたと訴えられている R.・ケリー をもゲストに迎えたこの曲。果たして 公開されなかったビデオの内容 とはどういったものだったのでしょうか?
それは大事な部分は見えないものの、 全裸 のまま新聞紙を身体に巻き付けてゴロゴロ転がったり、一服盛られて 昏睡状態 になって手術台に横たわるガガの上でエロいナースたちが腰を振ったりなど(R・ケリーは医師役で登場)、穿った見方をすると 昏睡レイプ をしているかのような ヒワイ 極まりないものだったようです。
全編ではありませんが、以下よりご覧ください。
公開しなかったのは 賢い選択だったかも しれません......。
参考: Terry Richardson [Wikipedia]
参考: Do What U Want [Wikipedia]
いかがでしたか?
例えば、以前 「人生に必要な全ての知識が得られるヘヴィメタルの名曲20選」 で生物学をお勉強した、Cattle Decapitation(キャトル・デキャピテイション)の 『Forced Gender ReAssignment』 も血みどろのゴアゴアで、かなり ショッキング な映像でしたし、もちろんこれ意外にもエロ/グロ/タブーが表現されたMVはたくさん作られていることでしょう。
読者の皆様がご存知のショッキングなMVがありましたら、ぜひとも教えて下さい!
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( 岡本玄介 )
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