小沢一郎代表千葉記者会見(2013年4月15日)
小沢一郎代表は4月15日、金子健一前衆議院議員とともに、千葉県山武市で行われたJA山武郡市「さんむ中央集出荷センター」竣工式に出席しました。式典終了後に行われた記者会見の要旨は以下の通りです。
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【会見要旨】
Q. | 千葉に入った感想と、参院選千葉県選挙区での対応は。 |
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A. | 今日千葉に来たのは、金子(健一)君のところの、組合長はじめ山武農協の皆さんとずっとおつきあいをさせてもらってきているから。それで今日の竣工式ということで出席させてもらった。千葉の選挙区については、他と同じだが、このまま各党ばらばらでやれば、千葉もぜひ(候補者を)擁立したいと思っている。が、自民党が2人(新人候補は八千代市長)になり、維新も我孫子(市議を立てる)、民主も長浜氏(長く千葉8区から出馬)で、みんな東葛である。その意味では戦えると十分思っているが、地元の、金子君をはじめみんなの相談の結果でもって、最終的に決めようと思っている。ただ他の民主などの党がどうするかが、やはり一番の問題である。連休前でだいたい傾向がわかるのではないか。 |
Q. | 昨日行われた伊丹、宝塚市長選で、維新の候補が、橋下徹代表が応援に入ったにもかかわらず、大敗と言えるような結果に終わったがどう受け止めるか。 |
A. | その前兆は東京の小平(市長選)で出ているではないか。だから私が言った通りになったではないか。(維新の人気が)そんなに長くは続かないと。なぜなら自民党と一緒だからである。国民の皆さんは、「自民党じゃない。世の中をちゃんと変えてくれるだろう」と思って維新に投票したわけである。ところが今の国会でもずっと自民党と同じだし、憲法改正も自民党と一緒に3分の2を取ろうと言っている。やはりだんだん正体を国民の皆さんがわかってきたのではないか。一時騙されてもちゃんと見ている、と思う。しかし関西で負けたのは大変である。これが象徴的かな。 |
Q. | 千葉県、また千葉11区の重要性をどう考えているか。 |
A. | それはもちろん、金子君が頑張っているから、次は、と思ってお願いしているところだ。私はそもそも母親が千葉(出身)だから、半分千葉県人である。僕のところは東葛だ。柏の沼南が母親の実家で、だからそう意味で、千葉の事はすごく身近な感じがする。だから参院選でも、今のところ維新と、渡辺喜美君のところはどうするかわからないが、維新の方にスタンスが傾いているようだが、そうでない政党が一緒に手を携えてやろうということになれば、かなりの戦いができる。特に地方は。だから民主と社民とみどりも含めて我々もと、これが連携したら結構な戦ができると思う。だからそれをやるということになれば、こちらは全面協力する。今岩手をはじめとして、門戸を開いて、まだ(候補者を)決めないで待っているわけだから。ただ民主がどう考えるかだ。彼らも分かりきっているはずなのだが。地方では、民主と生活と社民が一緒になったら、固有の票だけでなく、連携しているというイメージで入る。一方で、維新が下火になっているという状況があるから、自民党以外のどこに入れるのだ、という票が入るようになる。その受け皿になる。 |
Q. | みんなの党と組むことは。 |
A. | みんなの党もいいと言えばいい。ただ彼らはTPP絶対推進になっている。だがTPPは事前協議もアメリカの言う通りになっている。自動車だけは勘弁して、という話だ。他もみんなそうなってしまうであろう。 |