今年もルールスターズ、そして水城恵利を宜しくお願い致します。
年を越してしまいましたが、昨年行われた第5回麻雀オフ会日本一決定戦の決勝戦の自戦記を書きたいと思います。
途中からルールスターズチャンネル会員限定となりますが、この機会に興味を持って頂けたら嬉しいです。
準決勝の自戦記はこちら↓
http://ch.nicovideo.jp/loolestars/blomaga/ar938505
A卓は私とまよいさん(一般参加)、B卓は多井隆晴プロ(RMU)、かずかずさん(一般参加)が決勝進出しました。
楽しく!がモットーのこの大会ですが、
やはり決勝となると、ピリッとした空気が漂いました。
僅差のトップ目で迎えた南2局親番。
ここは、普段の麻雀と決勝戦の感覚の違う局面でした。
親番で役牌の中を一鳴きしなかった所は、普段の私のバランスなので、焦らず呑まれず打てていたなという印象です。
それが結果的に上手くいき、大物手をテンパイ。(345sをチーしています)
画像は、中をツモってきた所です。
普段なら、迷わず3sを切ります。
もう、並べ方も、3sを切る構えです。
見た目の枚数は一緒だし、単騎に構えればソーズの上を引いた時に良い形になります。同じ局面を何度も繰り返すなら、そうした方が得な事もわかっています。
でもこの場面、この手を決められれば優勝がグッと近づく、という局面で
一瞬のアガリ逃しも、したくなかったんです。
私の目からは、みんな私の仕掛けにある程度対応しているように見えました。
ここでソーズを手出ししたら、相手に余程の勝負手が入らない限り、出アガリは期待出来ないでしょう。
山と心中するつもりで、この手は作らなければいけない。
どっちだ、どっちがいるんだ。
意を決して3sを切る。
すぐ2s持ってきた時は、発狂するかと思いましたね。ほんと。
その後1sツモれて本当に良かった。これアガリ逃していたら、きっと一生後悔した。
一生カン2sには受けれなくてもね・・・
そして親が落ちてラス前。
この局面が一番上手くいきました。
ドラトイツの勝負手です。
ここで難しいのは、リスクとリターンのバランス。
このような全員がトップを目指して打ってくる局面では、他家の条件の把握と、どのように打ってくるかの予想が大事だと思っています。