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rAgさん のコメント

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rAg
RTDで小林プロの組はまだ第3節すら放送されていない状態。それなのに予選落ち濃厚って書いちゃっていいの?軽いネタばれですよね。
No.1
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 3月から開催された近代麻雀プレミアトーナメントもいよいよ佳境。現在、勝ち上がりを決めたのは 小林剛(無法の哭き) 池沢麻奈美(修羅の道) 藤崎智(豪傑大激突)の3名。 ここに残る1枠「極限の攻戦」の勝者を加え、麻雀最強戦2016ファイナルへの切符を賭けた決勝戦が開催される。いったい誰がこの戦いを制するのか? 今回は前田直哉・現最強位、金本晃・麻雀最強戦実行委員長、梶本琢程・麻雀最強戦レポーターの3名による直前予想座談会の模様をお届けしたい。 金本「本命は小林でしょ」 金本「僕の本命は小林さん。 この人は人間の心を持っているのかというくらい麻雀への捕らえ方がクール 。無法の哭きの時は、この人の強さが半分しか出てない。鳴いたらもっと強く、その時に池沢、藤崎が正しい対応をできるイメージが無いですね。特に相手を見て麻雀打つ藤崎は小林に苦手意識があるんじゃないかなと思う」 梶本「池沢は相手の仕掛けに対応するよりは、自分の手次第。 行ける手なら押すので、小林の仕掛けに突っ込んで致命傷を負うことも あれば、押し切ってアガリ切ることもありそうです」 金本「修羅の道でもそんな場面がありましたね。予選B卓で忍田のホンイツ鳴きに対して、トップ目の池沢はそれを無視して押し返す。結局、忍田を先にオロしちゃう、みたいな」 前田「池沢は相手が誰であって、遠慮がちに打つとか『私で大丈夫かな?』みたいな気後れが全くない打ち手なので、普段通り打てると思います。が、池沢が局面を見誤って、小林のアガリを誘発することがあれば、そのまま小林ペースになる可能性も否定できませんね」 梶本「前田さんは小林にはどういう印象をお持ちですか?」 前田「僕の中の小林評は 『何でもできてリーグ戦みたいな長いスパンなら大崩れのない麻雀。が、半荘1回勝負となるとどうかな?』 です。最後の1枠(極限の攻戦)を勝ち上がるのはほぼ攻撃型ですし、過去の最強戦や代表決定戦の勝者をみるとそちらのタイプの方がこのシステムには向いているんじゃないでしょうか。もちろん小林も短期戦用の引き出しはあるでしょうし、最終的にいい位置にはつけているとは思いますが、勝ち切るかどうか疑問ですね」 梶本「ただ、過去の最強戦の 半荘1回トップ取り勝負で、小林は何と4戦3勝 。唯一の取りこぼしが、藤田晋最強位が誕生した決勝戦だったんですよ」 前田「お~、それは凄い」 梶本「小林はとにかく先行させたら強い。少しでもリードを広げ、自分の選択肢をどんどん増やし、逆に相手がやれることを減らしていく。それが勝ちパターンだと思います。あくまでも印象ですが、序盤から彼の手に役牌トイツが頻繁に入るようだと優勝の可能性が一気に高まるでしょう」 鍵を握るのは「並び」 前田「僕は勝負の鍵を握る1つが『座順』だと思います。上家・藤崎、下家・小林だと藤崎はさすがに対応せざるを得なくなる。ただ、藤崎も1戦勝負を熟知しているので、踏み込むべきところはキッチリ攻めますよ」 金本「僕は藤崎さんの勝機は『ヤミテンの手が入るかどうか』にあると思います。藤崎は小林のヤミテンを察知できるが、小林にその能力はないので」 梶本「言い切りますね~」 金本「小林が役牌を鳴いてカンチャンの1000点テンパイ、藤崎のヤミ12000なら小林はそれにあっさり飛び込みますよ。ヤミテンというのは入ってるかどうかは分からない、というタイプなので。もちろんリーチなら打たないでしょうが」 前田「藤崎は皆がイメージしているほど守備型ではないですし、リーチもバンバン打ちますよ。今回も普段より多めにリーチするでしょう。ただ、それだけに豪傑大激突のときの ヤミテンにしたテンパイ取り。あれは疑問手でした」 前田「森山会長が2巡目にドラの を捨てていて、いつリーチがかかっても不思議じゃない。普段の藤崎さんは 切りのヤミテンでしょうし、僕もそれでいいと思います。でも、 一発勝負なら、ここはあえてソーズを払うべきだと今でも思う んですよ。どのマンズを引いてもテンパイ復活しますし。結果は ツモでアガれましたが、あそこで手を伸ばさなかったことが敗因になりかねないこともあるわけですから」 梶本「 ちなみに池沢・小林ならこの状況でどうするか を聞いてみました。池沢は『本音はサラッと流したいところですが、トップ取り勝負の開局でフラットな状況。マンズの形がいいので 私はソーズを落としそう です。途中でリーチがきても比較的安全そうな で回れますし。マンズの多メンチャンで先にテンパイしたらリーチをかけますね』ということでした。これは前田さんと同意見ですね」 金本「小林はリーチでしょ?」 梶本「ええ。『この巡目ならそろそろ間に合わないので 切りリーチ。親が少し怖いとはいえ他二人は遅そうなのでトータルで見ると普通の場況と危険度は大差ない。テンパイを取ってダマにするのは危険が迫っていてかわす意識が強い特殊な場合だけ。この状況はそこまで危険とはいえない。 『ピンフのみはダマでかわし手』、というのは昔のセオリーで、相手への足止め効果・一発裏ドラでの打点上昇を考えるとリーチをかける意味は十分にある』 ということでした」 前田「3人とも別々の判断ですね。面白い」 金本「藤崎はこの決勝で負けても7月の『男子プロ代表決定戦・因縁の対決』の出場権がある。そこが隙になるかもと思っているのですが…」 前田「いや、それはないと思いますよ。藤崎はむしろここで優勝して、7月では余裕を持って戦いたいはずです」 金本「小林はこれで負けると後が無い。RTDマンスリーで僕が小林の対局を現場で見ましたが、全く戦えてないので予選落ち濃厚。なので、ここで勝ちたいはず。池沢が勝ったとき本人の次に喜んだのは小林じゃないかな。忍田さんや渋川じゃなくて良かったと」 梶本「たしかにそう思っていそうですね。ドライだもんなぁ」 もう1枠は誰だ? 梶本「お2人は極限の攻戦で誰が勝つと思います?」 【出場者】 【A卓】前原雄大、和久津晶、鈴木優、森下剛任  【B卓】佐々木寿人、井出康平、村上淳、山井弘  金本「 僕の本命は鈴木優 。プロ連盟の打ち手は、かなり攻める鈴木に手こずりそう。前原・和久津は2着取りは苦手でしょうから予選落ち濃厚。佐々木は鈴木の打ち方を舐めれるので強い。穴は井出です」 前田「 僕の本命は森下 ですね」 梶本「お、カブった。自分も森下です」 前田「森下はリーチ一発ありのルール、そして一発勝負が得意。先日もプロアマ混合のロン2カップで決勝まで勝ち進んで、決勝では10数万点の大トップを取りましたし。とにかく一発裏ドラありで『どうやったら勝てるか』を熟知している。寿人も強いけど、腰の調子が悪く今も対局中も辛そうなので今回は消し。対抗は駆け引きに長けて何でもできる上に『持っている』前原ですね」 梶本「森下本命の理由は大体同じで、彼は最強戦のトップ取りは5戦3勝でとにかく相性が良い。ちなみに前原も5戦3勝ですが、僕は対抗・山井です。彼は最強戦が惜敗続きなので、逆にそろそろ来そうかな、と。同世代の期待を込めている部分もありますが。穴は和久津で。金本さんの仰るように2着取りは苦手かもしれませんが、そこをクリアすれば決勝で突き抜ける可能性もあるので」  極限の攻戦、そして近代麻雀プレミアトーナメント決勝戦は6月2日(木)14時より戦いの火ぶたが切って落とされる。ファイナルの椅子をつかみ取るのは一体誰だ? お楽しみに!
麻雀最強戦ブロマガ
麻雀最強戦で出たプロのすげー一打などをご紹介。実行委員長の金本の妻と子供の話。オフィシャルレポーター梶本琢程の実戦に役立つプロの一打。