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あざみと学ぼう。歴史ッ!!のコーナーで〜す♫
その112 虎の巻
こんばんわあざみです。
この歴史をまなぼう☆では、魔界には欠かせないファクターである“歴史”を一緒に薊と学んでいこうではないか!!というブログです。
魔界での歴史上の武将たちのその生き様や、心意気、はたまたどうして死んだのかといういわゆる歴史を紹介し、魔界をさらに楽しんじゃおうという気持ちをもって筆をとらせていただいている次第です!
「フフフ。作戦スタート!」
「遮那王さま。はい。」すっ。
「え??はやっ!!!!」
皆鶴姫はあっという間に兵法書を持ってきました。
「さっき作戦スタートって言っちゃったよ!!おれ!」
「父上が。すんなり貸してくれましたわ。」
「すんなり!まあ、よしとしよう。」
そうして全6巻からなる兵法書の“虎の巻”を手にした遮那王。
兵法の極意がずらりとのっています。
「しめしめ。」
「虎か〜〜いいな〜虎。虎かっこいい。」
そう言って。巻物に書いてある文章を白紙に書き写していきます。
「ふう〜〜。」
「全部終わった。」
「おめでとうございます!!」
「さて、ここにも用はないな。」
え?!
「遮那王さま。奥州に戻られるのですか?」
「ああ。目的は果たしたし。」
「それじゃな!」
「そんな待ってください。わたくし、鶴は遮那王様をおしたい申しております。」
「俺様は、お前のことなんてどうだっていい。もともと兵法書が欲しくてお前と仲良くしただけだ、それに、、、」
「そ、それに?]
「俺の一生は平家の者共の死にゆく様を見届けるだけだ。」
それじゃあな。どん!!
「きゃぁっ!」
「しゃ、遮那王さま。。。」
「なんてかっこいいの。」ぽっ
いやいやいや!!!
つづく。
それではまた明日のこの時間にお会いしましょう。
今宵はここまでに致しとう御座います。
あざみ
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