ようやく回復してきましたが、まー夏風邪は治りが遅いですね。みなさんもお気を付けください!
さて、巷では将棋の藤井聡太四段が話題です(負けちゃったのでちょっと下火になりましたが)。
プロデビューからの公式戦連勝記録を更新する29連勝という大記録を打ち立て、現在31勝。
ちなみに昨日時点で日本ハムが31勝、東京ヤクルトが28勝、千葉ロッテが27勝です。まあどうでもいいですね(弐号機は横浜DeNAファンです)。
にしても、29連勝って途方もない数字ですよね。
と思い、確率を計算してみました。
実際相手との実力差、相性?などもあるでしょうから単純に計算するのも無粋ですが、まあ数字のお遊びです。
勝率50%の場合
なんだこれは…
仮に五分五分の相手と戦った場合、29連勝できる確率は約0.000000186%。
約5.3億分の1みたいです。
29回勝てば優勝するトーナメント戦をやれば必ず29連勝する人が1人出ますが、その場合の参加者が536,870,912人必要ということですね。
5億人から選ばれし1人…すごいですね
勝率70%の場合
お次はちょっと勝率を上げてみましょう。相手もプロ棋士の方々、ここまでの勝率になるとは考えづらいですが、もしかしたらこのくらい飛びぬけた力があるのかもしれませんので。
約3.1万分の1とやや現実的な値になりましたが、それでもすごい数字です。
ちなみに麻雀における役満の出現率がトータルで0.1%(1000分の1)ちょいなので、例えばオーラス1局で役満条件で大逆転優勝!の方がはるかに起こりやすいことになります。
勝率7割でもこんなもんなんですね。
勝率90%の場合
では神のごとき強さで10回に1回しか負けない、という場合はどうなるでしょう。それでも約4.7%。そうそう出るもんでもありません。
とよぴーが大好きなダンバインでST29連するのも難しいですからね(ダンバインは91%前後ですのでもうちょっと確率が上がりますが)
藤井四段の実力が(他のプロ棋士と比較して)どのくらいなのか、それは対局を重ねるうちに見えてくるものだと思いますが、なんにせよこれが途轍もない歴史的快挙である、というのは数字から見ても明らかですね。
こんな歴史的瞬間を目の当たりにできたのは幸せなことなのかもしれません。
麻雀で29連勝は生まれるか
では四人打ちの麻雀で29連勝する確率はどんなもんなんでしょう。
現役最強との呼び声も高いRMU・多井隆晴プロ。
多井プロのトップ率は3割くらいあるそうです。プロ同士でこのトップ率はとんでもない数字ですが、ではこの勝率3割で29連勝する確率はといいますと
もうゼロが多すぎて目がチカチカしますねw
約1457兆分の1らしいです。
いずれ麻雀界にも圧倒的な力を持った新星が誕生し、いつの日にかものすごい大記録が打ち立てられる、そんな日が来るといいですね。
その前に、多井プロが1457兆の壁を超えることを期待しつつ、今回はこの辺で。