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【2017 0910 現状維持をやめて、新しい可能性に挑戦するには】
・ベテランは現状維持の管理人
現状維持とは、勝手に自分の限界を決めてしまうこと。
これ以上やらなくて良いと考えて、さらなる努力や工夫をしない。
・同じ道を歩き続ける
テレビ業界は、今は若い人はテレビを見ないのに、同じやり方を続けている。
テレビよりも今はYouTubeやニコニコの方が成功している。
・テレビの人は、若い人はテレビを見ないし、どうにかしないといけないことはわかっているが、ベテラン思考が働いて同じ道を歩き続けてしまっている。
・地位に固執する
リスクを取らなくなる。
肩書きや名刺を大事する。
・どの地位にいるかよりも、何をしているかが大事。
今何をしているかが大事で、過去何をしたのかは関係がない 。
・バックパッカー=新しい可能性を受け入れる身軽さ
・バックパッカーは、べき思考が少なく、新たな可能性を探り、見落としが少ない 。
芸能界で成功するには、事務所に入るべきというようなべき思考を排除することで、ほかの人と違うことができるようになって成功できる 。
・テレビに出ていたときは、出続けないといけないと言われたが、それなら逆に出続けなくてもいいんじゃないかと思った 。
テレビで得た知名度を使って、ほかの業界で成果をあげるということをやっていかないと、収入はなかなか安定しない。
・衰退するテレビ業界といっしょに沈んでいく人に、僕はなりたくなかった。
そのためにも、あらゆるべき思考を疑って、なくしていくのが大事 。
・簡単に言うと、みんなと同じことをやったら負け。
だから、自分の頭で考えて、人と違うことをやろうよという話。
人と違えば良いということではなくて、人と違うやり方でうまくいくにはどうすればよいかを考えるのが、ぼくは大事だと思います。
・ルーキーは、根本的な問いを投げかける 。
わかっているけど出来ないがない 。
銀行に預金したり、引き出したりするのは、手数料の分損なのではないか 。
銀行からキャッシュをおろすより、クレジットカードで決済したほうがポイントの分得なのではないかなど、ルーキーは周りがみんなやっているから自分もやるというような思考停止がない 。
・コンバースのブライアン・シオフィ
成功は偶然ではない。
発見に至る道は、興味をそそる問いで舗装されている 。
つまり、みんながやっていることじゃなくて、自分が好奇心を持てる道を進んでいくと成功できるよと言っている 。
・ルーキースマートとは ?
ルーキーの持つ究極にシンプルで根本的な問いを、投げかけ続けることが大事 。
・テレビは出続けるのが大事
ルーキースマートで、なぜテレビは出続けるのが大事なのかと考える。
出続けないと仕事が来なくなるからだ。
テレビの出番が少なくなってくると、落ち目の人に対して協力してくれる人は、少なくなってくる 。
・自分の大学のフットボールチームが勝つと「俺たちは勝った」と言うが、負けると「彼らは負けた」と言う。
人間には、成功者とは距離を近づけて、失敗者とは距離を置こうとする心理がある 。
・なぜテレビに出続けないといけないかの答えは、出続けないと周りに失敗者とみなされて距離を置かれるから、仕事が来なくなるということ。
・テレビに出続けることで認知度が上がって、一番儲かるのはCMに出る事だが、そこを狙うのではなくて、タレントのCM起用のために1,000万2,000万を出せる企業の側に回れば良いのではないかと考えた。
そのためには、企業のコンサルをやったりとか、プロダクト開発をやったりしたほうがよいと考えた。
そうすると、テレビに出続ける必要はない 。
・どこに出続ければ良いか?
企業の経営者は、テレビは見ない。
彼らは、本屋のビジネス書のコーナーにいる 。
だから、ビジネス書のコーナーに自分の本が並び続ければ良い 。
・ビジネス書のコーナーに自分の本を出し続けることで、仕事が来る 。
口コミだけでは仕事が来ない。
ビジネスの世界で口コミが難しいのは、やってみてよかったら、それをわざわざ同じ業界の競合する会社に教えたりはしないから 。
・頭をリフレッシュさせ活性化する素朴で謙虚な問い、準備が必要。
・カリフォルニア大学サンディエゴ校 言語研究センター長認知神経科学者マータ・クタスのプレアクティベーション
人は、文脈上の手がかりから、次の文章やページを予測する。
・プレアクティベーションが働き過ぎると、過去の経験にとらわれてしまったりするから、初心を保つことがすごく大事。
・自分ができることだけに集中するビギナーズラックの正体
経験がないから、ビギナーにはプレアクティベーションが働かない。
だから、目の前のことだけに集中できる 。
・経験がないからこそ、臆せず大きな夢に取り組める。
高い目標を立てて、それに向かって集中力を発揮できる 。
・子供はみんな夢を持っているが、大人はやりもしないのに、できないんじゃないかと考えてしまう。
未来のことは、大人も子供もわからない。
違いは、できると思うかどうか、自分の中の違いだけ。
・予想だにしない行動を取れる
・グリーンベルト症候群
空手の初心者が李小龍だと思い込む 。
・ルーキーの強みは、自尊心に邪魔されずに、失敗を恐れないで動く。
失うものがないので、自分に正直に行動できる 。
・大胆な行動と素早い立ち回り
ルーキーに対して、「失敗しても良いから、とりあえずやってみろ」と指導するのは良いが、「ミスをするな」というような指導はルーキーを潰してしまう。
・選挙ボランティアは、初回が一番よく働く 。
リック・シーガル
・ルーキーが失敗して大問題になったりするのは、そもそもベテランの仕事の振り方の采配ミス。
ルーキーのミスは、情熱で修正できる。
・セールスの成果は、知識は15パーセント、残りの85パーセントは情熱で決まる。
情熱が無くなっちゃって知識が中途半端についているよりかは、知識はないけど情熱だけはありますみたいな人の方が人を動かせる。
・今は、時代の変化が早くて、成功するルールもどんどん変わる。
だから、自分もどんどん変わっていかないと成功できない 。
・イノベーション=大胆な行動とすばやい修正が必要な業界では、ルーキーの力が絶対必要 。
・子供の方が言語習得が早いのは、何度も挑戦するルーキー精神があるから、大人より再挑戦する子供。
7月にオックスフォードに行った時も、外人がオックスフォードの人に、できない英語で話かけていて、全く通じていなかった。
日本人ならそこで、「すいません」みたいになってしまうが、外人は臆せず話し続けて、途中から連想ゲームみたいになっていた 。
つまり、正しい言葉を話そうとするよりも、間違いを修正したほうが言語は早く習得できる 。
・大人でも毎日新しいニューロンが生まれ、2週間で死滅するが、学習によって生き延びさせることが可能。
ダニエル・カーリック2世
・謙虚に情熱を持って取り組むなら、あらゆる問題は冒険でしかない
・不可能だと知らなければ挑戦できる。
マイロの不思議な旅
・何かを成し遂げるには、ある程度の無知が必要だ 。
発明家チャールズ・ケタリング
・ミニマリストは強い。
そんなに稼がなくても、必要最低限のもので楽しく生活できるのであれば、怖いものは何もない。
・成功を捨て去り、ルーキースマートになるには ?
①素朴な問いかけが自分にできるか?
子供や新人に聞くと、びっくりするくらい本質的な問いを聞けることもある 。
②新人時代のノートを見返す。
いろんな発見がある。
③年長者に相談すると、彼らの利害に縛られる 。
④成功というお荷物に賞味期限をつける。
ずっとその成功にとらわれないようにしましょう 。
⑤仕事の単位期間設定
ぼくも、去年どうだったかという話はしない。
大事なのは、今何をやっているか。
経営者の中にも、昔の話やバブルの頃の話をする人がいるが、そういう話をすること自体が時間の無駄。
今どうするかとか、今後どうするかの話をしない経営者は、儲かっていない 。
⑥専門家をやめる
学習者であると思うことで、どんどん新しいことを学べる 。
資格を取るのは良いが、資格を取って学習するのやめてしまったら、それで終わり。
高所得者には、資格を持ってない人が多い 。
自分の頭で考えて、学び続けることで、資格を持ってる人の稼ぎを遥に越えて行ってしまう 。
・世の中には、大人はいない。
みんな子供。
学び続ける子供か、大人のふりをして学ぶのをやめた子供どっちが良い ?という話 。
⑦預ける荷物がないと代わりの便に乗れる。
身軽であることは、素早い行動につながり、チャンスを逃さなくなる 。
⑧手にいれたものにしがみつくモンキートラップに注意 。
つまり、成功にしがみつと、モンキートラップのように身動きが取れなくなる 。
⑨ゼロスタート思考
毎年新しいことを始めようみたいに、1年とかの期間ごとに区切りをつけて、常にゼロからスタートする意識を持ったほうがよい。
▼参考文献