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アニメ「鬼滅の刃」ステージ AnimeJapan 2021(アニメジャパン) イベントレポート
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アニメ「鬼滅の刃」ステージ AnimeJapan 2021(アニメジャパン) イベントレポート

2021-04-04 20:11
    3月27日にAnimeJapan 2021のステージで行われた、『鬼滅の刃ステージ』のレポートをお届けします


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    <日時>
    2021年 3 月 28 日(日) 16:30~17:05
    <出演者>
    花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、小西克幸


     最初に登壇キャストによる挨拶が次々と行われていく中、下野さんが「ねぇぇぇぇぇずぅこちゃああああああん!!」と大声量で禰豆子の名を叫ぶと、椅子から立ち上がり熱いセリフを披露した松岡さん。そんな二人に続き、「うまい!」と煉獄でおなじみのセリフから挨拶を始めた日野さん。

     サービス精神旺盛なキャスト陣の挨拶で一気に盛り上がり始まりました。

     今回のステージでは、現在劇場公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、2021年に放送予定のTVアニメ『「鬼滅の刃」遊郭編』の2パートに分けてトークが繰り広げられました。

    ■『無限列車編』の見どころ

     2020年10月の上映開始からロングラン公開となっている『無限列車編』を見直す方へ向けに、改めて出演陣から本作の“見どころ”について。

     花江さんが「無限列車編」の見どころで回答したのは、炭治郎が“家族に対する想い”を強く感じた、とあるシーン。その一連の流れは何度見てもグッとくる、自分が炭治郎の立場になったら乗り越えられるのか…と、改めて炭治郎は尊敬できる男だと思ったそうです。
     鬼頭さんも炭治郎の妹である禰豆子からみて、そのシーンは見ていて辛かったと語りました。

     下野さんは「伊之助のギャン泣きシーン」はアフレコ時から感動するシーンになると確信していたそうです。
     あれだけオラオラしていた伊之助が、ここまでギャン泣きしながら自分を奮い立たせる姿に感動し、劇場で観たときもボロボロ泣いたと打ち明けました。
     また、松岡さんのギャン泣きの芝居が真に迫っていて、「あそこのシーン良かったよ」と松岡さんに感動のメールを2回も送ったとのこと。それほど素晴らしかったシーンだと語りました。
     松岡さんも、喉が壊れても構わないと思うほど全力を尽くして演じたシーンだったと振り返りました。

     日野さんが選んだのは、煉獄がとある激闘を終えた後のシーンです。
     幼くして母を亡くしたことや、父親の態度…ふっと見せる煉獄の“笑顔”は、彼の生い立ちを追っていく中でとても大事なシーンだと感じたと語りました。

    ■今だからこそ話したいこと

     続いてのトークテーマは“今だからこそ話したいこと”について。

     TVアニメの収録で初めて松岡さんが『鬼滅の刃』の現場に入ったとき、現場の”熱量”が信じられないくらい強かったと話します。
     『無限列車編』でも、花江さんがみんなを引っ張ってくれたからこそ、自分たちも限界を超えて出していこうと思えたと熱く語る松岡さんに対し、下野さん、日野さん、鬼頭さんも深く頷いていました。

     花江さんは「炭治郎のおかげ」だと語り、彼の人としての頑張りや優しさなど、根本にある気持ちを考えると“このくらいじゃ足りない”と、炭治郎に負けないように、寄り添うようにと思っていた部分が”熱量”として周りに伝わったのではないかと話しました。

     続いて鬼頭さんから、“家での練習”をどうしているかという質問。
     本作品は叫ぶセリフが多い現場だったからこそ、家でどのような台本チェックや練習をしているのか鬼頭さん自身気になっていたそうです。

     花江さんは、やるときもあればやらないときもあると回答。『無限列車編』では、家ではあまり声に出していなかったとのこと。
     しかし、ギャグシーンやコミカルなシーンはいっぱい練習してしまうと同調するキャスト陣。日野さんは「うまい!うまい!」と家でよく言っていたそうです。

     また、コミカルなシーンが多い下野さんは、高いところは裏声になってもいい気持ちで小さめの音量から始めて、少しずつ大きくして調整していくという独自の練習方法を語りました。
     練習は練習でやりつつ、本番で周りの演技に合わせていく部分もあるため、準備はしつつ、本気は本番のためにとっておくこともあるそうです。

    ■TVアニメ『「鬼滅の刃」遊郭編』に関する意気込みは?

     ステージ後半は宇髄天元役の小西克幸さんも登壇して『遊郭編』トークへ。

     小西さんは、現場の印象を「第1期と劇場版はあんまり皆さんと絡むことがなかったので、今回はがっつりからめることが楽しいです。
     皆さんから順番に受け継いできたものがあるので、テンションもあがるし、気合も入る。緊張と『楽しもう』という気持ちでやってますね」と語った。
     また、善逸役の下野さんが「『鬼滅の刃』って、叫びの種類がそれぞれにあるじゃないですか。宇髄さんの”熱量”はね、善逸に近いものを感じるんですよね。
     だから、僕のなかでは勝手に“いいシンクロ具合”みたいな感じでした」と共通点を説明すると、花江さんもも「わかる気がします。方向性が一緒だからどんどん上がっていくんですよね」と同調していました。


     最後に、煉獄杏寿郎役の日野さんが「これからは派手で頼もしい男が導いてくれますので、引き続き『遊郭編』にご期待ください」と話し、
     続けて小西さんが「受け継がれてきた魂を燃やしてがんばっていきたい」と意気込むという、煉獄から宇髄への“バトンタッチ”も実現。
     主人公・炭治郎役の花江も、「炭治郎たちは心を燃やして遊郭編も頑張っていきます。さらにパワーアップしたものをお届けできると思っています」と力強く視聴者に語りかけ、ステージイベントは幕を閉じました。

    ※1禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となります。
    ※2煉獄杏寿郎の、“れん”の漢字は「火+東」が正しい表記となります。



    劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
    絶賛公開中
    TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編
    2021年アニメ化決定
    ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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