『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争』のプロゲーマー集団「NO FUTURE」のリーダー・KMが、さまざまなミカド勢と対談する連載企画「KMvsミカド勢」。

 スポラン別館の閉店後、喪失感を埋めるべく『堕落天使』の基板とコントロールボックスを入手し、自宅で基板環境を揃え始めたアジ。それから過ごすゲームライフや、秋葉原のゲーセン事情など、2000年代前半を回顧しながらKMと話を進めていく。

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テキスト構成・写真撮影/クドータクヤ

■ゲーマー最終形態

KM:スポラン別館で初めて大会に参加したっていうお話でしたけど、野試合や乱入っていう経験はなかったんですか?

アジ:学校帰りに行ってたんで当然こっちは制服姿ですし、風営法の関係で18時までしかいられなかったんですよ。でもよくよく考えると、仕事終わりの社会人ゲーマーが来るのはもっと遅い時間なんで、スポラン別館の『ダラテン』勢と大会以外で対戦したのって1、2回あるかないかぐらいですね。

KM:学校終わって店に着くのが早くても16時とかだと、約2時間しか遊べないですもんね。不完全燃焼なまま帰路につく寂しさというか。