天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、DBテーブルにパッチを当てろと俺を呼ぶ
どうもテクニカルラボ室長です
intel Coreiシリーズより新たにKabylakeというコードネームの
新世代型のCPUが出たそうだ。
intelが今まで出してきたCoreiシリーズのCPUを並べるとこんな感じだ。
Nehalem(第1世代)
Sandy Bridge(第2世代 2xxx系)
Ivy Bridge(第3世代 3xxx系)
Haswell(第4世代 4xxx系)
Broadwell(第5世代 5xxx系)
Skylake(第6世代 6xxx系)
Kabylake(第7世代 7xxx系)←いまココ
CannonLake(第8世代)
さて、Kabylakeは第7世代という事もあってさぞかし早いCPUに違い無いと
思われる方も居るかも知れないが実のところベンチマークテストでもSkylake(第6世代)と殆ど変わらない。
違いは?と言われても正直判らないと思う、
恐らくSkylakeとKabylakeのPCを並べて見比べても言われなければ判らないレベルだ。
実はSandy Bridge(第2世代)との違いもベンチマーク上では違いがあるが
それでも2割、3割程度の違いしかない。
Sandy Bridge(第2世代)vs Skylake(第6世代)
http://cpuboss.com/cpus/Intel-Core-i7-2600K-vs-Intel-6700K 2割、3割程度の向上では体感する程の速度アップでもなく、
我々の様な普段からロジックを書いている人間でも恐らく気付かない。
ちなみにMacBookPro late2016はSkylakeが採用されている。
それだと第6世代じゃないかと思うが、タイミング的にAppleとしても量産と言う現状では
Skylakeで十分ぢゃね?との判断だと思う。
さて第1世代〜第7世代まで、
何が変わったのかといわれるとCPUに搭載されたGPUぐらいだろう
今のCoreiシリーズもSandy Bridge(第2世代)で既に完成していたとも言えるかもしれない。
後はプロセス集積度を上げて、コア数を4個から更に増やすかと思いきや
そんな事は無く、CPUに搭載されたGPUのパフォーマンスを上げている状況だ。
何故こんな事になったのかと言えば、一言で言えばPCの小型化なんだと思う。
今やどのPCも小型化に加えノートPCでは超薄型化が進んでいるHDDもSSDに取って変わり、
Windows8からはタブレットPCが一般化してきたしWindows10ではハイエンドCPUクラスで
iPad程と変わらない厚さのタブレットや、ノートPCなんて普通になってしまっている。
ちょっと前のPCを見れば判ると思うが、持ち運ぶためには結構腕が鍛えられるかもしれない
と思えるほど厚く、そして重かった。
今やA4サイズの薄型ノートPCでデスクトップとほぼ変わらない性能のを誇る物も少なくない。
コアの性能をそれほど落とさず発熱量減らし、GPUであるところグラフィック性能を向上させてきたわけだ。
来年は集積度がさらに上がるようなので、更に薄型化し小型化していくのだろう。
もう最近めんどくさいので脳に直接埋め込んでくれないかなぁと思っている。
さてここで悲しいお知らせがある、安くて省電力、一時期はスマホにまで搭載されたATOM CPUだが
Z87xxシリーズがどうも最後らしい。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1605/11/news058.html
要はシェアを稼ぐためにかなりの安価で市場にばらまいて見たものの
肝心のスマホ市場にまでは食い込めなかった為、見切りをつけたようだ。
これで安価な中華タブレット市場は衰退してしまうのかもしれない。