閉じる
閉じる
×
はじめまして、私は「天野年朗」と申します(ネットでは「しろうと」とも名乗っています)。私はこのチャンネルの管理人で、アニメ・ゲーム系のフリーライターとしても活動しております。
このニコニコチャンネルは、「萌え理論(もえりろん)」の公式チャンネルです。「萌え理論」とは、このチャンネルも含めた、美少女アニメ・ゲームなどの萌え文化に関するサイト群です。このチャンネルのほかに、最初にできた「萌え理論ブログ」をご紹介しておきます。
さて、このたびオープンさせていただいた当チャンネルでは、ブログを中心に更新していき、アニメやゲームなど萌え文化の中でも、ニコニコ動画で話題のものをおもに取り上げる予定です。たとえば、大人気の「初音ミク」をはじめとした「ボーカロイド」を、ぜひ取り上げたいと考えています。
また、ブログだけでなく、動画の制作・公開も予定しています。こちらは、とくに同人ゲームやフリーゲームを扱い、ゲーム制作のように創作面の話題も含めようと思っています。
詳細については後ほど述べるとして、なぜそうするのかという動機だけ、ここでご説明します。それは、CGMや二次創作の仕組みには、「萌え」の構造と共通する部分があると捉えているからです。
どういうことかと言いますと、もし「萌え」の定義をたんなる美少女愛好とイコールにしてしまうと、「廃墟萌え」のような用法の意味が分からなくなってしまいます。そこで、コンテンツを作品単位で見るだけでなく、廃墟なら廃墟という属性に注目して見るのが、「萌え」だと考えています。
もちろん、大昔からマニアや好事家はいて、そういう見方をしていたことでしょう。しかし、昔ならたとえば、大量の雑誌から廃墟の写真だけ切り抜きして集めたり、自分で廃墟を撮影したりなど、コストが掛かって大変でした。
それが今なら、ネットで画像検索すれば、手軽に廃墟画像を収集できます。また、昔と違って、情報や作品の公開もしやすくなっています。昔からマニアックな趣味やフェチはあったでしょうが、情報環境の進化に適応したものが「萌え」だと考えています。
つまり、萌えの可能性の中心に、CGMや二次創作という形で、読者の創作性を見出していて、その具体的な実例として、ニコニコ動画やそこでの話題を取り上げていきたいと思っています。
たいへん大ざっぱな話でしたが、紙幅の都合上かんたんに説明しました。萌えと二次創作やCGMとの親和性については、後でいろいろ掘り下げていきたいです。読者のみなさまには、ぜひ今後とも、ご購読をよろしくお願いいたします。
-
次の記事これより新しい記事はありません。
-
前の記事これより過去の記事はありません。