他人からどう思われているのかをつい気にしてしまう。

けれど、自己肯定力が高ければ、誰だってしあわせになれるはず。

そこで気がついたのが、タレントであるマツコ・デラックスさんがとっていたある行動。

マツコさんがみんなから親しまれ輝く存在でいるのは、「人に与えること」がポイントなのではないでしょうか。

マツコさんのここに憧れる

筆者がテレビを見ていたときに、マツコさんのある行動に感動しました。

それは、取材先で知り合う一般人におごる、ということ。

居酒屋に入れば、その場にいたお客さん全員に一杯ずつごちそう。ショッピング中にすれ違った夫婦に「今日が結婚記念日なんです」と言われたときや、誕生日の人がいれば「あら、おめでとう~。アンタ、何が欲しいか言いなさいよ!」とその場で買ってプレゼント。

もちろんそのお金は番組から支払われるのではなく、すべてマツコさんの自腹です。

マツコさんにプレゼントをもらった人たちは、最初は驚きながらも本当にしあわせそうです。そして、「自分も稼いだお金で人に気持ちよくおごる人になりたい」と思えるようになりました。

与えることで自己肯定力が高まる

『お金のために働く女 お金を働かせる女』(カシオペア出版)には、こんな一文が書かれています。

与えることは、自分が豊かであるという波動を身につけること

(中略)逆に言えば、お金を出し惜しみすることは、"自分が貧しいからお金を出せない"という波動を自分自身が身にまとうことになります。

(本書P186より抜粋)

ただお金を持っていて、自分のために使うだけでは自分だけしかしあわせになれません。

たとえば1,000円のものを自分に買うのではなく、誰かにプレゼントする。そうすれば、相手のよろこぶ顔を見て、自分もうれしくなれます。

ケチケチすればするほど、自分はその程度の人間なんだ、と小さくなってしまいます。

見返りは求めない

自分がお金を出したり、プレゼントしたからと見返りを求めるのはNG。

「豊かさの法則は、「与えた分だけ戻ってくる」のです。

それも、何も見返りを求めないところへ与えた分だけが戻ってくるのです。

(本書P178より抜粋)

誰かになにかをプレゼントしても、ただ与えることだけを考える。お金だけでなく情報や親切も同じです。

そうすれば、めぐりめぐって自分のもとへ必要なものが返ってくるはず。

行き当たりばったりの人にも気前よくプレゼントする、マツコさんのようにはいかないかもしれませんが、見返りなんて求めない彼女のように、気持ちよくおごれる人を目指したいもの。

結局は、人に与えることが、自分もしあわせになれる近道のようです。

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