着る服や合わせる小物によって、自分はどんな人間であるとか、どんなことを考えているのかを伝えることができます。あるいは何も主張がない、ということだって。
もし、自分なりの何かを主張したいのであれば、いま『VETEMENTS(ヴェトモン)』のアイテムを着てみたい。
テーマやコンセプトは決めない
SVMOSCOWさん(@svmoscow)が投稿した写真 - 2016 8月 11 8:09午前 PDT
ヴェトモンは、2014年春夏コレクションにローンチしたばかりの、まだまだ若いブランド。
ヘッドデザイナーであるDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)は、ファッションの名門・アントーワープ王立芸術アカデミー出身。卒業後、『メゾン マルジェラ』や『ルイ・ヴィトン』といった名だたるブランドのデザイナーとして活躍し、ヴェトモンを立ち上げました。
デムナは、シーズンごとにテーマやコンセプトは決めず、クールな友人からインスピレーションを受けコレクションに反映させているとのこと。これこそまさに着るための服、「リアルクローズ」といえます。
とことんルーズに着こなしたいMA-1
立体を意識したユーモアあるデザインが特徴のヴェトモン。個性あふれるアイテムのなかでも注目したいのがMA-1。
VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 - 2016 5月 3 12:05午後 PDT
長くてボリューミ―な袖と、これでもかというくらいオーバーサイズなシルエット。ルーズな着こなしが、肩肘張らないリラックスした空気感をまとわせています。
VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 - 2016 8月 13 9:00午前 PDT
モデル・大屋夏南さんは、フードつきをチョイス。よりストリートライクなスタイルに。
ROLAさん(@rolaofficial)が投稿した写真 - 2015 8月 3 11:06午後 PDT
ハイセンスなローラさんもヴェトモンに注目しているひとり。
VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 - 2016 8月 14 9:48午前 PDT
ラフなもたつき感がなぜかスタイリッシュに決まるヴェトモンのMA-1。タイトなインナーと合わせて、思う存分ボリューミーなシルエットを引き立たせたい。
VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 - 2016 8月 10 5:09午後 PDT
赤のMA-1は、カーキとはまた違った印象。全身を同系色で統一して、とことん攻めたスタイリングも新鮮です。
VETEMENTSさん(@vetements_official)が投稿した写真 - 2016 8月 7 7:21午前 PDT
ちらっと見える内生地のヴィヴィッドなオレンジが、コーディネートのアクセントに。
自分はこうなんだ! と声に出して言えない主張をヴェトモンが代わりにしてくれている気になります。
文/浦田昆
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