男の子は青。女の子はピンク。

媚びない自分のためのピンク

そうやって選ぶピンクではありません。着ると楽しくなるから、持つとクールに見えるから、とにかくインパクトを出せるから。

女の子らしさを表現するためのピンクはとっくに終焉をむかえ、いまはむしろ、ピンクでクールな世界観を出すことが「イケてる」人のサイン。とくに都会では。

この秋にピンクがじわじわきている、と先日ご紹介したばかりですが、この秋冬は媚びないピンクであふれています。

わかりやすいのが、ファッションブランドのInstagram。ひとつひとつのアイテムではなく、大きく俯瞰することで、ピンクがじわじわきているのを感じます。

シャネルからザラまでピンクがきてる

とことんピンクを打ち出してきているのが「J.Crew(ジェイクルー)」。トップの画像とこの上の2枚の画像は、すべてジェイクルーのもの。ヴィヴィッドなピンクからパステルピンクまで、あらゆるピンクがそろっています。

アレッサンドロ・ミケーレワールドが炸裂中の「Gucci(グッチ)」。秋冬もグラムっぽい雰囲気は継続中です。ピンクを取り入れることで、官能とガーリーが入り混じる独特の世界観を感じます。

可憐さと毒々しさが交錯する「Miu Miu(ミュウ ミュウ)」のピンク。可愛らしいだけではないピンクは、身につけると自分自身がドキドキしてしまいそう。

Chanel(シャネル)」は、白や黒に合うモーヴなピンクを使用。いつもの白と黒のコーディネートに、モーヴなピンクだったら、違和感なくすんなり馴染みます。

イメージ動画もピンクをベースカラーに起用した「Stella McCartney(ステラ マッカートニー)」のピンク。濃いピンクから淡いピンクまで、ステラは変幻自在に操ります。

"愛を呼ぶ香り""幸せを運ぶ香り"と呼ばれる香水「ミス ディオール」の新作「ミス ディオール アブソリュートリー ブルーミング」が発売になる「Dior(ディオール)」。ナタリー・ポートマンをミューズにピンクをメインにしたヴィジュアルを発表しました。

FENDI(フェンディ)」のキャラクターの「フェンディルミ」のピロちゃんは全身ピンク。ピロちゃんのキーホルダーをバッグにつけるように、お洒落で欠かせないのが遊び心。

世界中のファッショニスタが熱い視線を送っている「sacai(サカイ)」。難易度は高めの着こなしにも、ポイントでピンクを取り入れています。メンズ、レディースに関わらずピンクを使用しているのも特徴。

とにかくクールにピンクを身につけたいならチェックしておきたい「Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)」。ピンクのレンズのサングラスや思いっきりピンクを薄くした肌色のようなピンク。いつものスタイルにどう合わせようか考えることは、お洒落のいいトレーニングになりそう!

最後は、もうなしでは生きていけない「ZARA(ザラ)」。パープルと薄いピンクのグラデーションコーデや、Tシャツ×キャミソールなど、今季よく見かけるスタイルを提案中。

街に馴染むファッションや自分の気持ちをもり上げてくれるアイテム。この秋は、ピンクがその手助けをしてくれそう。

誰かに媚びるためのピンクではなく、自分が楽しむためのピンク。都会の女子に似合うピンクがこの秋は充実しています。

文/ダーシー



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