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あのときの彼氏は太ももの筋肉をよく自慢してた。UNTITLED BY KIKUNO
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あのときの彼氏は太ももの筋肉をよく自慢してた。UNTITLED BY KIKUNO

2016-10-07 12:00
    先日、音楽をまったく聴かないという人が最近は増えているという話を耳にした。

    それがおかしいだとか、変だという話ではないのだけれど、私にとっては、大事な大事な音楽のお話を、今回は。

    あのときの彼氏は太ももの筋肉をよく自慢してた

    私にとって音楽とは、時に大きな力となって助けてくれることがある。

    楽しいとき、うれしいとき、悲しいとき、寂しいとき、晴れの日、雨の日。

    気分や季節、時間と人、それぞれ違うシチュエーションでちがう音を聴く。

    なにを聴いたっていい。私は夏にクリスマスソングを聴くのも好きだし。いつも、なんとなーくズルしてる気分になるけど。

    車のなかのひとりカラオケ大会も、クラブで大好きなソウルと朝まで踊り明かすのも、ライブでナマの音を感じて、生の空気にひたひたに浸るのも、ぜんぶ大好き。

    このコラムの1回目で書いた、フジロックのときも、そのときにしか聴けない、そのときにしか感じられないモノを感じたんだ。

    ライブで聴いた曲をいま聴いても、あの瞬間には戻れないけど、またちがった感情が生まれたりする。

    中学生のときによく聴いたあの曲を聴けば、中学生の自分を思い出したりする。あのときの彼氏は太ももの筋肉をよく自慢してた、とかどうでもいいことなんだけど。

    これ聴いてアガれ! とかやっちゃう

    思い出して、忘れて、また思い出して大事にする。音楽と一緒にそれを繰り返す。

    音楽があるだけで完璧になれる。音楽があるだけでその瞬間を大事にできると思うんだ。いま大事にできなくても、きっといつか思い出して大事にできる。人生においてそれがあるのとないのでは、きっと300万パーセントくらいのちがいがある。

    気持ちいいときに音楽があるって最高じゃない? "NO MUSIC NO LIFE"とかいうけどさ、まさにそれ。四六時中音楽聴いていたい。

    みんなは、どんなときにどんな音楽を聴く? いつかラジオDJもやってみたいな。

    お悩み相談とかもして、そんなときはこれ聴いてアガれ! とかやっちゃうね。

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