それは、なぜかみんなアート系職業についていること。
見た目は派手なわけではなく、どちらかというとむしろ地味。なのに独特の雰囲気があり、服が本人をより魅力的に見せています。
その秘密を知りたくて、ギャラリーのアートディレクターであるアマンダ・クランフさんにお話をうかがいました。
自分の価値観で服を選ぶ生粋のサンフランシスコガールのアマンダさん。彼女が服選びでこだわるのはmade in America。
「単に"かわいい"や"かっこいい"という服ではなく、背景やストーリーのある服であることが、私の服を選ぶ基準です」
たしかにサンフランシスコは、その服の背景やストーリーにこだわりを持つ人にとっては、とっておきのショップがたくさんある街。
なかでもアマンダさんがよく買い物をするというお気に入りのお店がこちら。
Reliquary2011年にオープンして以来、サンフランシスコで大人気のセレクトショップ。服やアクセサリー、ヴィンテージアイテムなど、ユニークなセレクトが好評。
General storeアメリカ国内を中心としたアーティストたちの服や雑貨、アクセサリーなどがそろう。サンフランシスコのローカルの人からとくに人気で、植物がたくさんある店内はカリフォルニアの雰囲気そのもの。
Gravel and Goldローカルのアーティスト作品がそろったセレクトショップ。服から雑貨まで、ほかの店にはないものが手に入ります。
彼女から伝わってくる自信や輝きは、もしかしたら「自分の目で選び抜き、納得したものを身につけている」という自分のスタイルがあるから、感じられるものなのかもしれません。
イメージはアニー・ホール気になるのが、彼女にインスピレーションを与えている存在。
ファッションアイコンはいるの? と聞いてみたところ、『アニー・ホール』(ウディ・アレン、ダイアン・キートンの代表作映画)という答えが返ってきました。
「といってもファッションをそのままマネするわけじゃないのよ。アニー・ホールをイメージして服を選んでいるの」
アートギャラリーにいる彼女は、個性の強いアーティストたちにも負けないくらい、しなやかで確立された雰囲気を放っています。
自然体でがんばりすぎない彼女のスタイル。自由でのびのびとしたサンフランシスコの街に、とてもよく似合っています。
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