痩せたくて始めたランニングやスポーツジム。でも、つらいし面倒くさくなって結局リタイア...。

それは"ダイエットのための運動"が原因だったようです。

「ダイエットのため」だから続かない

森拓郎さんの著書『図解 ダイエットは運動1割、食事9割』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、運動が続かない原因を次のように分析しています。

「途中でやめた人は『ダイエットをしている意識を持っているからやめてしまった』のです。つまり、運動をしている自分を非日常に置いてしまっていることが、長続きしない理由だということです」

「日常生活に負担になるほどの運動時間を『足し算』することはおすすめできません」

(本書P20、54より抜粋)

もともと運動が苦手な人が、早く痩せたいからといきなり負荷の大きいトレーニングをすれば、途中で嫌になって続かないのは当然。

色々あるスポーツのなかでも、第一優先を「ダイエットのため」で選んでしまうのは失敗の元です。

好きなものを選べばダイエットは成功する

ダイエットを成功させるためには、「自分が続けられるもの」を優先すること。たとえば「ひと駅分歩く」というように、たとえカロリーの消費が少ないものでも、続ければちゃんと痩せられます。

私もボクシングジムに通っていましたが、私も含め長く続けていた女性はみんな、ボクシングをすることが好きな人たち。ダイエット目的で入会した人は、すぐに来なくなっていたのを思い出しました。

本書に「運動を非日常に置かない」と書かれていますが、ダイエットを成功させたいなら、自分が好きな運動やスポーツを第一優先に選ぶこと。楽しく続けられるし、痩せたあとも続けられるからリバウンドもありません。

写真/Shutterstock



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