• このエントリーをはてなブックマークに追加
快挙! 個性を貫ける人、コム・デ・ギャルソン川久保玲がアナと共演
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

快挙! 個性を貫ける人、コム・デ・ギャルソン川久保玲がアナと共演

2016-11-22 23:00
    同じ日本人として、とても誇りに思います。

    2017年5月4日(木)からスタートする、ニューヨーク、メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティチュートによる展示。

    注目のテーマは、「Rei Kawakubo / Comme de Garcons(川久保玲 /コム・デ・ギャルソン)」に決定しました。

    華やかなセレブのレッドカーペットで話題のガラ

    展示のオープニングイベントであり、毎年華やかなセレブのレッドカーペットで話題になる「Met Gala(メット・ガラ)」。

    2015年は、リアーナや、サラ・ジェシカ・パーカーなどのセレブが「China:Through the Looking Glass」のテーマにインスパイアされた芸術的なドレスで登場。その展示には、81万5千人もの来場者を集めました。

    のちにドキュメンタリー映画『The First Monday in May』として公開されました。

    川久保玲がメット・ガラの名誉主催者に

    2017年5月1日、恒例の5月第一月曜に開催される今回のガラは、川久保玲さんを名誉主催者とし、ファレル・ウィリアム、ケイティ・ペリー、そしてアナ・ウィンターが共同ホストを務める予定です。

    ファレルは、2014年に香水でコム・デ・ギャルソンとコラボしており、ケイティは、ファッションに対する挑戦的な姿勢が評価されての抜擢とのこと。

    いつも通り、アナを筆頭に華やかな面々が登場する予定ですが、当の川久保さんは、このメット・ガラに一度も招かれたことがない、という事実も好奇心をそそります。

    彼女自身、セレブを広告に採用したことがなく、まさに対極のような組み合わせ。メトロポリタン美術館でセレブを迎える彼女の姿も、大きな話題となりそうです。

    存命デザイナーの抜擢は、史上ふたりめ

    コスチューム・インスティチュートのキュレーター、アンドリュー・ボルトンは、川久保さんを

    「現役のデザイナーで、アートの潮流のなかで、自分自身の個性を貫ける人はほとんどいませんが、玲はその稀有なひとりです」

    と絶賛しています。

    ファストファッションが主流になり、モードがそのあおりを受けるようになったいま、彼女のような創造性の高い作品に触れ、その価値を再認識してほしい、というのが今回の展示の根底にあるようです。

    1983年のイヴ・サン=ローラン以来、史上ふたりめとなる、存命デザイナーの大抜擢。

    それが同じ日本人であることを、とてもうれしく思いますし、改めて彼女のすごさを感じました。

    アバンギャルドなイメージのコム・デ・ギャルソン。

    自分で着るとなるとけっこう冒険で、なかなか着こなせないブランドであるだけに、今回の名誉の抜擢でさらに憧れが強まりました。

    [THE MET, The New York Times, TIME]

    写真/gettyimages



    【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2016/11/058702metgala.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。