そんなときに体験したいのが、プロジェクターに映し出された映像と一体になって運動する、世界初の近未来フィットネス「プロジェクションワークアウト」。
壁全面に映し出されるイメージによって、より自分の体の動きに没頭することができるんです。
映像配信システムと連動した新しいフィットネス訪れたのは、東急東横線・綱島駅にある「湯けむりの庄」内のフィットネス&スパ「PRiME fitness&spa」。
ここのスタジオプログラムとして、「5!SENCES」というプロジェクションワークアウトが入っています。
エクササイズは、ヨガ・ダンス・ファンクショナル(体の正しい動きを確認するエクササイズ)から選べるのですが、今回はダンスとヨガにトライ。
持参したフィットネスウェアに着替えてスタジオに入ると、さっそく一面の壁を覆い尽くしたスクリーンが目に入ってきました。
どうやらここに映像が映し出されるようです。反対側の壁は、一般的な一面ガラス張りになっています。
インストラクターによる簡単な説明が終わると同時に照明が落ち、真っ暗に。スタジオに流れ出した音楽にあわせ、パープルの幻想的な映像が映し出されます。
このようなスタジオでは初めて見る演出に、好きなミュージシャンのライブ開始直前のような、胸の高鳴りを覚えました。
最初のウォーミングアップタイムは、インストラクターとともに映像を見て、暗さと雰囲気に慣らしていきます。
体が動きやすくなってきたら、次は鏡を見ながら、ダンスの動きへ。そして全員がある程度の動きを覚えたところで、いよいよ参加者全員で、映像にあわせてダンス。
これが、とっても楽しい! 従来の鏡に映る自分を見ながら踊るスタイルでは、やっぱり自分の動きが気になってしまって、なかなか楽しめませんでした。
でも、プロジェクションワークアウトは、音や映像に動きがピッタリ合うと、自分も音や映像と一体化し、まるでダンサーになった気分になれました。
もちろん、初参加の私が、インストラクターと同じように踊れるわけはありません。でも、スタジオが暗く、まわりの人の動きはお互い気にならないので、完璧でなくても堂々と踊れます。これは、暗闇のなかで体を動かすプロジェクションワークアウトの大きな魅力のひとつです。
映像によって自然と共鳴しやすく続いてヨガでクールダウン。川の流れや、森のなかから光を仰ぐ映像を見ながら、高揚した体と心を落ち着かせていきます。
ヨガは通常でもチャクラや大地を感じながら行うため、とくに映像との親和性の高さを感じました。
プロジェクションワークアウトの担当者によると、
「壁全体に広がるイメージが脳と身体に働きかけ、五感を刺激しフィットネス効果を高めます。たとえば、遠くにある映像を一定時間見続けることで、いつもスマホやパソコン画面など、近くのものばかりを見ている目に遠くを見る機会を与えられ、目の疲れが緩和される効果が期待できるんですよ」
とのこと。
音楽と映像と連動することによって、運動効果が最大限に引き出されるとともに、リラックス効果が得られるよう。
映像のなかに飛び込む感覚や、音楽と映像とのこの一体感は、ほかではなかなか味わえません。とにかく、体を動かすことに夢中になれる場所です。
[PRiME fitness&spa、プロジェクションワークアウト]
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