この言葉、2016年が終わりそうないま、ほめ言葉とは逆の方向で使われ始めています。「ゆるふわ〜」な雰囲気はもはやメインストリームではありません。
ロックやスケーターで、強めに代わりに台頭してきたのが、個性が強いパンク系スタイル。
ロックTやレザーパンツなど主張の強いアイテムを着こなすことで、エッジの効いた印象を醸せるスタイル。媚びない雰囲気に、いま人気が高まっています。
内面は外見に現れる、とはよく言うけれど、外見から内面を引っ張り出してもいいはず。参考になりそうなパンク系スタイル、探してみました。
ZARA Officialさん(@zara)が投稿した動画 - 2016 12月 2 9:00午前 PST
ZARAから登場したのは、The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)のロゴ。黒のセットアップにロックなTシャツを入れるだけで、一気に強めスタイルが完成。
Harper's Bookさん(@harpersbook)が投稿した写真 - 2016 12月 21 1:47午後 PST
GUCCI(グッチ)のロゴのTシャツだって、強さのレヴェルがかなり高いレザーパンツと合わせています。間違っても優等生のようには着こなしません。
Harper's Bookさん(@harpersbook)が投稿した写真 - 2016 12月 19 8:12午前 PST
スケーターのブランド「THRASHER(スラッシャー)」のTシャツでコーディネート。ジャケットもTシャツもパンツもゆるいシルエットだと、余裕のあるバッドガールな雰囲気に。
Harper's Bookさん(@harpersbook)が投稿した写真 - 2016 12月 18 10:48午前 PST
Tシャツさえ無地なら、ベーシックんなスタイル。でもロックTを選ぶことで、自分! っていう気持ちがある人のように見えてきます。BALENCIAGAのトートで、モード感がプラスされています。
CHANELだって!Veronika Heilbrunnerさん(@veronikaheilbrunner)が投稿した写真 - 2016 12月 22 6:29午前 PST
CHANELさん(@chanelofficial)が投稿した写真 - 2016 5月 4 1:12午後 PDT
派手なカラーの真ん中に見える「COCO」の文字。これは、CHANEL(シャネル)の2017年春夏のコレクションに登場したTシャツ。文字の大きさも色使いもロックTの流れに似たものを感じます。
多くのファッションデザイナーは、「〜そんな気分だったんだ」と自身のデザインについて語っています。
デザイナーは、その時代の空気を読み取り、少しはやく形にしていく人たち。そんなデザインたちに、弱気な自分を引っ張って行ってもらうのもアリです。
媚びるよりも媚びない、かわいいよりもクール、この流れ、2017年も続いていきそうです。
写真/Shutterstock 文/ダーシー
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