インターネットが誕生して、世界のできごとをリアルタイムで知ることができるいま。できるだけよりよい世界に、と願うのは当然のこと。
そして、それに気がついた人から行動することももはや珍しいことではありません。
H&Mが推し進める衣類回収プロジェクトのキャンペーン動画そんななかH&Mが推し進める衣類回収プロジェクトがスタートして4年経ちました。
これは、状態やブランドに関係なく、いらなくなった服や布地をH&Mのお店に持っていくと、パートナー企業であるI:COがそれを回収し、様々なカテゴリーに分類。そこから、新たな洋服の資源として再利用されるというもの。これまでに、40,000トン以上の不要な布地や衣類を回収したそう。
そして、今回発表された『Bring It(持って来て)』という名前がつけられたキャンペーン動画。
ワードローブからハズれた衣類が、再生メーカーと最初に出会う段階である、分類とリサイクルのプラントを表現しています。
2020年までに25,000トンを回収する為に毎年回収する洋服を増やすことを目標にしているというH&Mの衣類回収プロジェクト。
この春、リサイクルしてできたデニムを限定発売H&Mさん(@hm)が投稿した動画 - 2017 1月 28 7:56午前 PST
この春は、さらに一歩進んで、ユーズドのデニムからリサイクルした2つの新アイテム(デニムスカートとジーンズ)を制作しました。これらのアイテムは数量限定、オンライン限定で発売予定です。
ちなみに、リサイクルにはいろいろな段階があり、H&Mでは4種類のリサイクルを実施中。
リウェア:まだ着られる衣類は古着として販売する
リユース:クリーニングクロスなど、 別の製品に変える
リサイクル:織物繊維に変えられ、断熱材や製品を生産するための新しい糸などに利用する
アップサイクル/リメイク:付加価値を付け、元の衣類と同等またはそれ以上の価値を持つ新しい製品を生産するために利用する
気がついた人から、やれることをやる――。
世界にとって良いことは、いたってシンプルです。
[H&M]
文/ダーシー
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