にもかかわらず、肌や髪と違って、そのケアについてきちんと向き合う機会は、なかなかありませんでした。
でも、じつはヴァギナだって、ケアをしてあげることで、鍛えたり、清潔さを保つことができるのです。
ヴァギナも知らない間に疲れている内側がピンク色の湿ったスキンで囲まれている状態なのが、通常の健康なヴァギナ。
肌が乾燥や紫外線の影響でダメージを受けていくのと同様に、毎月の生理やおりもの、セックスで、ヴァギナにも疲れがたまっていきます。
ロンドンにあるMedical Helplineの産婦人科医、カレン・モートン先生によれば、
年齢とともにエストルゲンというホルモンの影響で乾燥化が進み、収縮性が薄れていく
とのこと。血液の循環も悪くなり、細菌などの感染にもかかりやすくなるのだそうです。
ハリウッド女優がハマった。ヴァギナ専用サウナヴァギナのなかの不要な細菌を取り除いて、血液循環をアップさせるケア方法として、いま韓国やハリウッドで注目されているのがヴァギナ専用のサウナです。
ハリウッドでいちばんヘルシー志向が高いと言われている女優のグウィネス・パルトロウもお気に入りの様子。
ヨモギなどのハーブを配合したスチームの上に座って、ヴァギナのなかをしっかり温めることで、生理周期も整うのだそう。
たしかに、生理後にスチームでヴァギナを温めると、なかに残っている分泌物などが一掃できて、気分もリフレッシュできそうです。
骨盤エクササイズでヴァギナそのものを鍛えるヴァギナそのものを鍛えてくれるのが、恥骨や尾骨周辺の機能をUPさせるためエクササイズ「Kegel」。
もともとは、アメリカで1940年代に尿失禁の女性患者のケアのために開発された骨盤運動で、ヴァギナの筋肉を鍛える効果もあります。
ヴァギナの開け閉めを交互に行うことで、いつまでもヘルシーで若々しいヴァギナを保てるとのこと。
場所を問わずこっそりできるので、いますぐにでも始められます。
ヴァギナだって身体の一部。定期的にエクササイズして刺激を与えることが必要のようです。
女性が好きな"あの食材"がヴァギナに良いらしい美肌を保つために必要なビタミンCの多いフルーツや野菜と同じく、ヴァギナにも「良い」とされる食材があります。
・キムチや味噌、グリークヨーグルトなどの発酵食品...ヴァギナのPHレベルを保ってくれる
・アボカド...ビタミンEが豊富で、ヴァギナを保湿してくれる
・さつまいも...ビタミンAが凝縮されていて、ヴァギナの壁を丈夫にしてくれる
腸の善玉菌を増やしてくれる発酵食品がヴァギナにも良いのはなんとなく予想できましたが、アボカドとさつまいもは意外でした。
女性のなかには「好き!」という人が多いので、ヘルシーなスナック代わりとして取り入れると良さそう。
最近では海外の女性誌で、ヴァギナをヘルシー&ハッピーに保つためのケア特集を良く見かけます。「内側からきれいになりたい」という意識が、海外でも広まっている証拠です。
[HELLO GIGGLES, COSMOPOLITAN, stylish]
イラスト/ニシクボサユリ
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