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センスに磨きがかかる。オルセン姉妹「The Row」のフラッグシップストアへ行ってきた
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センスに磨きがかかる。オルセン姉妹「The Row」のフラッグシップストアへ行ってきた

2017-03-24 06:00
    子役として、スナップの常連として、そしていまやファッションデザイナーとして――。

    いま、アメリカで最も成功しているであろうオルセン姉妹、30歳。

    メアリー・ケイトとアシュレーの都会的なセンスに触れられる、ニューヨークにある「The Row(ザ・ロー)」のフラッグシップストアは、まるでミュージアムに訪れたかのような感動がありました。

    洗練されたタウンハウス。入るときは呼び鈴を押してから

    マンハッタン、アッパーイーストサイド。

    ニューヨークきっての高級住宅街にひっそりと佇むのが、The Rowのフラッグシップストアです。その入り口は、世界中のブランドが立ち並ぶマディソン・アヴェニューから、ほんのすこし入った71丁目に面したところ。とても静かなエリアです。

    3階建て、煉瓦造りのタウンハウスは、呼び鈴を押してドアを開けてもらうシステム。

    「Can I come on in ?(入って良いですか?)」

    「Sure !(もちろん!)」

    友人宅を訪問した時のようなプロセスに、なんだか背筋が伸びます。

    ドアマンに重い黒枠の鉄の扉を開けてもらい、導かれたのは真っ白な空間。正面に飾られたキース・ヘリングに圧倒されます。

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2017 1月 4 11:34午前 PST

    黒、紺、白といったThe Rowのコレクションに、木製の床やハンガーラックが温かみをプラス。

    無駄な色のないモノトーンのそれらに、ストア内各所に飾られた絵画や彫刻がアクセントを加えています。

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2016 5月 19 11:47午前 PDT

    ブランドのInstagramのように、主役は服ではなく、アートであるかのようなバランスで存在。まるで邸宅美術館みたい。

    コスメも陶器も。インスピレーションをくれるアイテムたち

    アート同様に、思わずチェックしてしまったのが、「セルジュ・ルタンス」のパフュームやコスメ、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のアイテム、2人が口説き落としたという日本製「Masa Caramics」の陶器などのセレクトされたアイテム。

    ファッション以外の小物も素敵で、センスのアンテナが反応しまくります。

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2016 5月 20 2:30午後 PDT

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2016 5月 26 7:31午前 PDT

    1階の奥に進み、2階部分の吹き抜けが気持ちいいシューズのエリアは必見。開放感あるスペースに芸術品のように並べられた靴たちにときめきます。

    そして真っ白な漆喰の螺旋階段をのぼり、メンズコレクションの並ぶ3階へ。

    イサム・ノグチのテーブルや東洋的なティーセットなどが配置され、彼女たちのプライベートな空間をのぞいた気分になります。全部ほしい! いつか真似したい! とインテリアのインスピレーションをもらいました。

    The Rowは「本物を見てがっかりしない、唯一のブランド」

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2017 3月 13 2:00午後 PDT

    ミニマムでアーティスティックな形、おさえた色味。そして最高の素材を使用した服たち。The Rowは、「本物を見てがっかりしない、唯一のブランド」と聞いたことがあります。

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2016 11月 29 10:15午前 PST

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2017 1月 11 8:10午前 PST

    それだけに、本当のお洒落を知っている人のためのブランド、という印象もあります。

    「まず何かひとつトライしたい、というならクロップ丈のタンクトップかな。Tシャツやメンズの白シャツの上に合わせるのがおすすめだよ」

    スタッフがそう教えてくれたのは、ニット素材の「The Drew Top」。

    うしろが長いリボンのレースアップになっていて、ひねりが効いています。夏になったら、素肌にこれ1枚でもいいかも、とさっそく私のSSショッピングリストにメモしました。

    THE ROWさん(@therow)がシェアした投稿 - 2017 3月 15 8:21午前 PDT

    この春、グリッティでも紹介したレタードシャツもシンプルに徹しています。

    決して派手じゃないけれど、よく見ると、本当に洗練されているアイテムたち。

    「かわいい」は卒業して、本当に服好きな人に愛されるThe Rowのような服を着たい...。このフラッグシップストアに来ると、そんなセンスを研ぎ澄ませてくれます。

    The Row, VOGUE

    写真(トップ画像)/gettyimages 撮影・取材・文/神田朝子

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    RSSブログ情報:https://www.glitty.jp/2017/03/061320the_row_new_york.html
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