たとえば、東京のすごさ。
東京都のGDPは、ロシア一国よりも大きいロンドンのWebサイト「Verdict」によれば、なんと2016年度の東京都の名目「国内総生産(GDP)」は、ロシア一国よりも大きいのだそう。
名目GDPとは、「デジタル大辞泉」によると「一定期間に国内で生産された商品・サービスの合計額である国内総生産(GDP)を、その時の市場価格で評価したもの」とのこと。
なんだか難しく思えますが、要はその場所で生み出された商品やサービスの合計価値のことです。
たとえば、カフェで友だちとお茶をしたり、ICカードをチャージしたりと、何気ない生活のさまざまな行動が東京の経済につながっているというわけ。
面積では、世界一を誇るロシアと比べものにならないぐらい、東京都が狭いことは明らか。また、人口を見てみても、ロシア1億4,400万人に対して、東京都は1,370万人。つまり、人口は、10:1の割合です。
そう考えると、GDPでロシアを上回るなんて、なんか東京すごくない? と思えてきます。
外から見て改めて気づく東京のすごさいまはアメリカに住んでいる元東京女子の私。
「東京はどんなところ?」と聞かれて、
「ニューヨークとロサンゼルスとワシントンD.C.を合わせたようなところ」
と答えると、「東京=ニューヨーク」だと思っていたアメリカの人たちによく驚かれます。
でも、実際に東京は、日本の政治、経済、文化のすべての中心なので、とても「ニューヨーク」だけでは足りないくらいの役割を果たしている、というのが私の考え。
また、じつは経済面だけでみると、ロンドンやニューヨークをも上回る世界一の都市なのです。
住んでいるときにはあまり実感がなかったけれど、外から見ると感じる、東京のパワー。
ちょっと違う視点で見てみたら、東京がもっと好きになりました。そして、世界一の都市を生き抜く東京女子をもっともっと応援したくなります。
[Verdict, Finances Online, Trading Economics, デジタル大辞泉]
撮影/田所瑞穂
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