DJが流す音楽を各自ヘッドフォンで聴いて楽しむという、まさにサイレントなディスコです。
もともとサンフランシスコのテックピープルが集まるイベントで、ここ数年よく話題となっていたサイレントディスコ。最近ではニューヨークやロスアンゼルスなどの各都市でも、一般的なクラブでこのサイレント形式が流行っています。
話題のサイレントディスコ。参加者はテックピープルが多かったStacy Igelさん(@stacyigel)がシェアした投稿 - 2017 6月 6 1:31午後 PDT
実際に参加してみると、さすがサンフランシスコ。この手のイベントは、とにかくテック系の人たちが多い。
今回誘ってくれたのも、ITの会社でマーケティングを担当している友人。「とにかくおもしろいから来てみて!」と誘われ、興味本意で行ってみました。
ヘッドフォンは各自持参するの? と不安に思い、一応持参していきましたが、ヘッドフォンは会場にきちんと用意されています。最近では、パーティ業者によるヘッドフォンのレンタルサービスが主流なのだそう。
ちなみに、今回私が参加したのはテック系のイベントで、ヘッドフォンのブランドがスポンサーになっているようでした。
最新のキラキラ輝くワイヤレスヘッドフォンを渡されて中に入ると、すでにみんな楽しそうにダンスしています。
しかもこのイベント、驚きなのがブランチパーティだということ。そう、なんと開催されたのは週末の真昼間だったのです。
正直、昼間から盛り上がれるのかと不安でしたが、ヘッドフォンを装着すると気分はあっという間に夜。予想外に盛り上がりました。
人目を気にせずストレス発散。自分の世界に没入できるSaint Lou's Assemblyさん(@saintlousassembly)がシェアした投稿 - 2017 6月 14 2:49午後 PDT
クラブに遊びに行くと、やっぱり人との会話も楽しみたい。
とはいえ、サイレントディスコでは、みんなヘッドフォンを装着したままなので会話ができません。
でも、これが不思議と一体感を生むのです。
みんなDJが流す同じ音楽を聴いているので、フロアは大盛り上がり。自分だけの世界に没入できるので、人目を気にせずに思いっきり踊れます。私も久しぶりに踊って、ストレス発散になりました。
騒音の心配もないので、最近ではオープンテラス形式のサイレントディスコも多いのだそう。
日本に帰ると、「よし、クラブに行こう!」と友だちを誘っても、「30歳も過ぎたし、もう行かないよ」なんて返事をよくされます。
でも、今回のサイレントディスコは、流れていたのが90年代のディスコミュージックだったこともあり、みんなアラサー、アラフォーの大人ばかりでした。
テクノロジーの最先端であるサンフランシスコ。そこでおこなわれるイベントは、サイレントながらも、とても活気にあふれていました。
写真/gettyimages
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