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好みじゃない男からしか言い寄られない。でも、結婚したい。
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好みじゃない男からしか言い寄られない。でも、結婚したい。

2017-10-02 18:00
  • 103
「たまに好意を見せてくれる男性はいます。でも、ぜんぜん好みじゃないタイプばかりで...」

「低学歴だったり非モテっぽかったり、言っちゃ悪いけど、レベルが低い男性からしか言い寄られなくて...」

「私、男性からの需要がないんです」という相談とセットで、恋愛経験がほとんどないオクテ婚活女子から寄せられるのが、「たまに口説かれても好みじゃない」というお悩みです。

言いよってくる男のレベル = 自分のレベル

さらに彼女たちはこのように続けます。

「自分がいいなと思った人からはぜんぜん相手にされなくて...まあ、この見た目じゃしょうがないかなと思うんですけど。こんな自分でもいいと言ってくれる人と付き合ったほうがいいなと思うんですけど、無理な人ばかりなんです...」

「ああ、自分のことを好きになるのはこういうレベルの人なんだって思っちゃうんですよね。もう選り好みできる年齢じゃないってわかってるんですけど、やっぱり、結婚は妥協しないとダメなんでしょうか...」

好みじゃない男からしか言い寄られない。でも、結婚したい。

彼女たちは「婚活を始めたら結婚できるかも」「素敵な人に巡り会えるかも」という期待をもって婚活を始めています。

しかし、実際に活動してみたら希望は裏切られ、「いいな」と思っている人とはマッチングできずに傷ついています。

また、彼女たちの多くは自分に自信がなく、とくに容姿や恋愛経験の少なさをコンプレックスに感じている人が多いです。

自分が望む人とマッチングできないことで傷つき、「やっぱり自分はダメなんだ」と自信をさらに失っている状態です。

失敗したときや傷ついたとき、人は少しでも成功体験を求めて、成功確率が高そうなことをしようとします。

彼女たちの場合は「自分に好意を寄せてくる人と付き合ってみる」なのですが、実際には好意を寄せてくる人たちはまったく好みではないので、まったく付き合う気分になれず、「こんな自分はもう結婚できないかもしれない...」と嘆いています。

焦り、失望し、傷ついているため、「レベルが低い男ばかり」と相手を見下す発言をしたり、「しょせんこのレベルの男性からしか需要がない」と自虐したり。

でも、結婚したいから「妥協しなきゃいけないのかな」「選り好みできるレベルじゃないしな」と、どうにか結婚までこぎつけようとし、でも心がついていかずに引き裂かれている、という状態です。

自信のなさとは、自分を見下しダメ出しすること

こうした悩みを聞いた人の反応は、だいたい2パターンに分かれます。

「そんなことないよーもっと自信を持って」「まだ出会えてないだけだよ」と期待を持たせて慰める派。

「とりあえず付き合ってみれば?」「恋愛と結婚は違うんだから」「そうそう、結婚は妥協だよ」と、とりあえず付き合って結婚まで持ってけ派。

たまーにいるのが、「レベルが低いって、人を見下してるよね」と非難する派。

でも、だいたいは角が立たない「期待を持たせる派」が主流です。

しかし、こういうことを言われても、彼女たちはだいたい納得しません。期待し続けるのは疲れるし、とりあえず付き合うにしても無理なものは無理だから。

そして停滞し、疲れ、婚活をやめていきます。

彼女たちがうまくマッチングしないのは、レベルが低いからでもなく妥協できないからでもなく、「彼女たちが自信がない」ことが原因です。

自信がないとは、「自分にオッケーを出していない状態」すなわち「自分で自分にダメ出しをしている状態」のこと。

彼女たちの「レベルの低い男にしか言い寄られない」「妥協すべき?」という発言の裏にあるのは、「ダメ女にはこういうダメ男がお似合い」「高望みできるレベルだと思ってるのか」「妥協しろ、選べる立場じゃない」「自分のレベルを自覚しろ」という、自分による自分の見下しとダメ出しから来ています。

自分の存在に対して「なにはともあれオッケー★」と言えないがゆえに、「自分に言いよってくる男のレベル = 自分のレベル」と、自分以外の価値観をベースにして自分の価値を判断してしまっていることが、「レベルの低い男から言い寄られてつらい、妥協すべき?」という発言の根幹だと思います。

自信がない問題は非常に根深いので、一朝一夕でどうにかなるものではありません。

しかし、「言いよってくる男の価値 = 自分の価値」と考えていると、「結婚する男の価値 = 自分の価値」となってしまい、自分で自分を苦しめることになります。

男の価値 = 自分の価値という呪いを捨てよう

彼女たちは恋愛経験があまりないため「恋愛初心者は自分の好みがわかっていないから、わかりやすいモテ男に惹かれるが、競争率が高すぎてマッチングしないのがデフォルト」「生理的に無理な男性がいるのは普通のこと」と知らないことが多いです。

みんながおちいる超王道のワナで失敗したからといって「やっぱり私は女としての価値がない!」と自分で自分を呪う必要はないし、失敗からなる早で逃れようとして「無理でも、数少ないなかから選ばなきゃ! 女としての価値が低いんだから」と自分で自分を苦しめる必要もありません。

それよりも立ち止まって「自分はどういう結婚をしたいのか」「その結婚を実現するにはどういうパートナーが必要か」を考えるほうがよほど建設的です。

「自分なんか」という思考のクセを治すのはとても時間と労力がかかることですが、「自分はこのレベル」という考えかたは、自分を苦しめるし、婚活で出会う相手にも失礼なので、なるべく思考のクセを自覚してみることをおすすめします。

撮影(トップ、2、3枚目)/田所瑞穂 撮影(4、5枚目)/出川光 文/ぱぷりこ

>>連載「でも、結婚したい。」をもっと読む



【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

RSSブログ情報:https://www.glitty.jp/2017/10/064971papuriko.html
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他93件のコメントを表示

ネットの見過ぎだろ
恋愛経験の少ない女ほどネットで発狂してる非モテ男の言い分を真に受けて内面化する
実際は木嶋佳苗でも金貢がせたりできてるんだから適当にやれよ

No.96 86ヶ月前

>彼女たちは「婚活を始めたら結婚できるかも」「素敵な人に巡り会えるかも」という期待をもって婚活を始めています。

そんな“素敵な人”は、婚活するまでもなく、自然に女性と巡り合って結婚します
“婚活”なんて言って意識して行動し始める時点ですでに遅いのではないかと
「若いうちは遊びたい」などと、浮名を流し男を手玉に取っているような人は、「さてそろそろ」なんていう頃にはもう手遅れです
若さという強力な武器を失い、男の選別基準は遊んできた分の年を経て高く設定されてしまっている
言い寄られても、「もうちょっと上の」などと欲をかき、上のランクの相手を求めているうちに更に歳をとっていく
妥協を考える始めた頃には、すでに誰からも誘われなくなっている現状があるからに他ならない
そして、妥協したところでその妥協点は分不相応に高い位置にあるのである

No.97 86ヶ月前

記事から読み取ると、好み=高収入イケメンとかだろ
そりゃそんな人は可愛い人や高レベルの仕事してる人選ぶわ
事実をちゃんと受け止めてるんだから良いことだろ
あとは自分を変えようとするか妥協するか、本人次第

No.99 86ヶ月前

素晴らしい記事。
何が素晴らしいって狂った本文に対してまともなコメントがこんなにも多く付いている点。
コメント書いてる人が記事を書けば面白そう。

No.100 86ヶ月前

個人的な意見だけど
30超えた中途半端な女と結婚するくらいなら独身で自由に使える金で風俗にでも行くし収入増えたら愛人契約でも結んで若い女とセックスしまくりたい

No.101 86ヶ月前

筆者はまずAO入試の参考書でも読んで、もっと文章を簡潔に読みやすく書け

No.102 86ヶ月前

正直、婚活パーティに来る女のレベルも相当酷いけどな
あれで選り好みとかマジ勘弁って感じですわ
あんなのと結婚するくらいなら一生独身でいいわ

No.103 86ヶ月前

良い感じの男に相手にされないのは相手からすればお前が見下している男どもと
同じようにしか映ってないからであって、相手もお前と同じような思いを
お前からさせられていることを考えたほうが良くない?

自己分析からやり直そう。

No.104 86ヶ月前

これ、男の側からしても「言い寄ってくるのはレベルの低い女だけ」なのは同じ
1回で正解に辿り着こうとするから結局動けないんよ
「何が目的で」結婚したいのかを明確にし自ら動き出さねば
あと「化粧などよりすっぴんで勝負」とかわけわからん誰も責任を取らん変な空気に流されることはしてたらあかん

No.105 86ヶ月前

結局筆者も「期待を持たせる派」に成り下がってるじゃん

知人に結婚願望を嘆く30代OLがいるけど理想が高いことも自覚していて
こういう人は棚ぼたでもない限り独身のままのほうが幸せなんだろうなと思った、皮肉抜きで
しかし婚活ビジネスをやってる人はそういう突き放し方できないからつらそうね

No.106 86ヶ月前
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