今年は初めて環境省が「女性向けクールビズ」を呼びかけましたよね。
空気を通しやすい涼しげな服装の推奨はわかるとして、「涼しげに見えるメイク術」のおすすめもあったりと、「えっ、そこは自由にやらせてよ」と思う箇所もありました(笑)。
また、制汗剤や冷却スプレー、香り付きの柔軟剤の推奨など、服装以外のアイテムを上手に利用して「清涼感を得ましょう」という提案でした。
ところが、化学物質による健康被害問題に取り組む3つの市民団体が、「制汗剤などの使用が増えると職場や通勤電車内で、化学物質過敏症などにより体調を崩す人が増える恐れがある」と、推奨撤回を求めたのです。
それを受け、環境省は6月11日までに、香料が含まれる制汗剤や柔軟剤の使用呼びかけを中止しました。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■「化学物質過敏症」って一体どんな症状?
症状は人により異なりますが、「化学物質」と称されるものに対して過敏に反応し、のどや鼻の粘膜への刺激、息切れ(呼吸困難)など、呼吸器系への悪影響が多く見られるのが特徴とのこと。
呼吸器系以外にも吐き気、動悸、頭痛なども起こるのだとか。なんと、これらが一度に出る場合もあるんですって!
■「化学物質過敏症」の人が気をつけるべき場所
じつは私、この症状が...あるんですよ! 煙草の煙をはじめ、百貨店やドラッグストア、DIYショップなどに入るだけで、途端に発作のような咳がでるんですよね~。
私の場合は、その場を離れてしばらく経てば、咳は治まるのですが、結構深刻な症状を引き起こしてしまう人も多いので、いくらクールビズとはいえ、制汗剤や冷却スプレーの多用はやはり問題視されて当然かもしれません。
清涼感を求めるならば、オーガニック系・天然素材系のデオドラント剤もたくさんありますので、それらを上手に利用するのをおすすめします☆
私が愛用しているのは「erbaviva(エルバビーバ)」のジャスミン&グレープフルーツのアロマ『JASボディスプレー』。
さわやかに香って、すっきりした気分になれますよ♪
(ガールズウォッチャー/福島はるみ)