いま、海外を中心に話題となっている動画があります。それが、大手ボディーケアブランドの『DOVE』が公開した実験動画です。
YouTubeで公開後、約1週間で再生回数が2,000万回を突破したこの動画では、元FBIであり、事件の目撃者の証言などから犯人の顔を描く画家のジル・ザモーラさん協力のもと、以下のような実験が行われています。
(1)ザモーラさんと被験者である女性の間にカーテンで仕切りをつくり、お互いの顔を見えない状態にする
(2)その状態のまま、被験者の女性は、自分の顔の特徴などをカーテン越しにザモーラさんへ伝えていく
(3)今度は、被験者の女性と実験前に知り合ったばかりの赤の他人を同じ状況に置き、女性の顔の特徴を伝えてもらう
(4)被験者の女性と赤の他人、それぞれの証言を元にザモーラさんが2枚の似顔絵を描く
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この結果、どのような似顔絵ができ上がったのかというと...。なんと、被験者の女性自身が自分の容姿を説明した絵より、赤の他人が説明した絵の方が美しい顔だったのです。
ほとんどの女性は、自分の顔に対してなにかしらのコンプレックスを持っています。そのため、自然とそのコンプレックスである部分を強調して伝えたため、このような結果が出たのだと思われます。
また、『DOVE』の調査によると、世界中で自分を美しいと思っている女性はたったの4%しかおらず、反対に、半数以上の女性(54%)が「自分の見た目に一番厳しいのは自分である」ことを認めているそうなのです。
しかし、この動画のラストで流れるフレーズの通り、「あなたは、自分が思うよりもずっと美しい」のです。いま、自分がコンプレックスだと思っている部分も、実は一番のチャームポイントなのかもしれません。
この動画をきっかけに、ひとりでも多くの女性が自分の美しさに気づき、もっと自信を持てるといいですね。
(ファッション&恋愛コラムニスト/LISA)