毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
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☆ぶりっこな自称いい母親
顔はアイドルのようにかわいく男が好きそうなぶりっこキャラなのに、お客さんがひとりもついていない30代半ばのAちゃん。
バツイチ&3人の子の母親で、夜のお仕事も遅咲きのデビューだっためか、ちょっと羽目を外してしまっているみたい。
お客さんにはいつも、「私、絶対に子どもを叱らないんです~」「息子にチューとかしちゃう」と"いい母親アピール"をしているのですが、話を聞いていると実態はちょっとヒドイ...。
☆放任主義も度が過ぎる!?
育ちざかりの子どものおかずがお茶漬けだけだったり、小学生の子ふたりの面倒を一番上の中学生の子にお願いしていたり、そして週末は必ず彼(元お客さん)の家にお泊り。
それで「子どもが学校に行かない」「警察に呼ばれた、反抗期で困る」とこぼしているんです。でも「シュガー」のスタッフは家庭のことにまで口は出せないから、みんな苦い顔。
さらには、それで「私なんて子どもがいるからたいへん」と独身の女の子に苦労話をしてくるので、閉口することもしばしば。
☆血相を変えて心配していたのは...
しかしあるとき、遅刻して出勤するやいなや電話を始め「え!? 何やってんの? ママすぐ帰るから!」と怒鳴り、オーナーに「帰ります」とだけ言って消えてしまったのです。
説明もお伺いもなくさっさと行ってしまったことにみんなビックリしつつも「お子さんが怪我でもしたのかな」と心配していたのですが、翌日オーナーの元には「飼っている犬が吐いたので動転した」との連絡が...。
「あの態度は社会人としてどうなのか」と勤務態度が問題になり、またお客さんがついていないこともあって、最近はシフトもかなり減ったよう。せめてそのぶん家族の時間を過ごしてくれたらなぁと、余計な心配をしてしまう今日この頃です。
photo by Thinkstock/Getty Images