毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
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☆「高級店」にふさわしくない女の子
地域で一番高い店として(!)知られている『シュガー』。「客層を悪くしたくない」というオーナーの思いから、強気な価格設定をしているそうなんです。
お客さんもそれなりの地位にいる方や年齢の高めな方が多く、接待などで使われることも。とすれば当然、女の子もその場その場で求められているものを見抜かなくてはなりません。しかしこの度、またしても空気が読めない子がクビになることに...。
☆度を越した貧乏は社会性を疑われる!
貧乏キャラをウリにしていた新人のRちゃん。「お菓子が主食、おかずは50円の揚げ物1個」「自転車を売ちゃったから移動手段がない」「煙草を買うために炊飯器を売ってしまった」などの貧乏ネタはまだ笑える範囲!
出勤するなりオーナーに「旦那のために煙草を恵んでください」と無心したり(自分の煙草はほかの女の子からもらうのが基本)、お客さんに「お小遣いちょうだい」「炊飯器ください」とたかったりするようになり...。
それでいてジャニーズ狂いかつパチンコに通っているらしく、みんな「プライベートには口を出せないけど、だらしなさすぎるよね」と困っていたんです。
☆お菓子を目の前で積み上げて...
ある日、私が呼んだお客さんが来店したときのこと。お店が暇だったのでRちゃんにも声を掛けて一緒に席に着いたのですが、その間ずっとタメ語で貧乏話&パチンコ話をし続け、お客さんと私が話す隙がない(笑)!
さらにはRちゃんの現在の栄養源であるという、お通しのお菓子(ハッピーターン)を裏からごっそり持ってきて、お客さんのお皿に入れずに全部自分の前に置いてボリボリ食べ始める始末...。
☆楽チンな仕事なんてない!
これにはオーナーも閉口し「仕事をしてるようには見えないし言葉遣いも悪すぎる。いま入ってるシフト限りで辞めてもらいましょう。ぶっちゃけクレームも多かったしね」と。
「『シュガー』がオープンして5年目だけど、ハッピーターンでクビになった子は初めてだよ」と苦笑いしていました。
くだけた雰囲気の子が好きな男性は多いけど、品のない女の子が好き、という人はいないもの。
露骨に何かをねだったり、わざわざ自分のだらしなさを話したりするのは、スナックでなくとも禁物です!!
photo by Thinkstock/Getty Images