ダイエットを考えるとき一番はじめに思いつくのは、食べ物を変えることではないでしょうか。とくに野菜やフルーツをたくさん食べるとか...。でも、残念なことに野菜の力は万能じゃないみたいなのです。
野菜さえ食べていれば大丈夫と思っているわけではありませんが、野菜の力を過信すると失敗するかもしれません。『立ち方・座り方・歩き方を替えて劇的サイズダウン!"ハビット・コントロール"ダイエット』(マガジンハウス)に書かれている、野菜への間違った常識を3つご紹介します。
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1. 野菜で便秘が解消できない
野菜をたくさん食べても便秘が治らないのはなぜか?
「多くの日本女性の便秘は『筋力不足』が原因だからです。なぜ筋力が不足するかといえば、たんぱく質を十分に摂れていないから」
最近ダイエットにはお肉が必要と言われ始めました。こういう理由なら、やっぱり筋トレ、とくに腹筋を鍛えるのはダイエットに効果がありそうですよね。腹筋を鍛えればくびれもできて、そのほかの筋トレも加えれば基礎代謝もあがり、いいことづくしです!
2. 野菜を食べても血液がサラサラにはならない
「野菜メインで、ほとんど肉系のものを食べない。そうなると、新しい血液を生み出す力が、どんどん低下します」
ここでもまたまたお肉のお話。赤身のお肉のたんぱく質が足りないと、それ以外の栄養素をうまく使うことができなくなります。
食事で大切なのは、やっぱりバランス。怖がらずにお肉も食べましょう! 神経質になりすぎるとストレスで「バランスなんか考えずにおやつをどか食い」なんてことになっちゃうかもしれませんよ。
3. 生野菜で身体は冷えない
生野菜を食べることでまったく冷えないということではありません。問題は、
「この程度で体が冷えるということは、体温調節すらまともにできないほど、代謝機能が低下しているということなんです」
コンビニで、一人前用の生野菜サラダを食べるだけで寒くなってしまうとしたら危険信号です。代謝を活発にするために、まずは体の準備が必要かもしれません。代謝機能を高めるには、運動が手っ取り早いですが、しょうがや大豆食品など体を温める食事に気を遣ってみるといいですよ。
もちろん野菜は食べて悪いものではないのですが、ほかの食事と合わせて考えないとダメみたいですね。ダイエットって奥が深いです。
ほかにも、「スイーツを食べるから太るわけじゃない」や「モデルのおすすめダイエットの効果は期待しづらい」など、いままでの努力がちょっと残念な結果になるという内容も載っていました。でもまだ遅くはありません! この本を読んで、自分に当てはまる太る習慣をやめることでダイエットを成功させてみてはいかがでしょう♪
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