彼に変わってほしい部分を「こうやってよ!」「なんでこんな風にできないの!」と伝えるとなんだかけんか腰だし、最悪の場合「別れ」の原因にもなりかねません。
だからといって「こうしてほしいな、お願い」とかわいく伝えたところで、最初こそ気をつけてくれるかもしれませんが、時間が経つにつれて元のダメ具合が出てきたりと、根本的に解決したことにはなりません。
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■ラベリング効果ってなに?
こんなときは「ラベリング効果」という心理学理論を応用すると、勝手に「理想の彼」になってくれるかも!
これは「ラベル」を貼ることにより、もともとの性質がそうでなくても、本人も周囲も「貼られたラベル通りのイメージと行動をする」ようになることを差します。
たとえば、本当は気難しくてちっとも優しくない人に「○○さんにはいつも親切にしてもらって感謝してます」と「ラベルを貼った状態」を伝えると、本人も段々とその気になって「人には優しく親切にしなくてはいけない」と心がけるようになる...という理論です。
■ラベリング効果で理想の彼氏に変身?
つまり、この「ラベリング効果」を利用して彼にプラスイメージを伝えておくと、自然にその通りの行動をしてくれるというわけ! たとえばこんな風に...。
・部屋を散らかし放題の彼→片づいているときを見計らって「本当はきれい好きなのね!」と感動してみせる
・自分勝手な行動が目立つ彼→なにかをしてくれたときに「私のことをいつも思いやってくれてありがとう!」と先に感謝してみせる
・ファッションに気をつけてほしいなと思っている彼→「今日のコーデいいね! こういうのとっても似合う。センスいいよね」と褒める
...などなど。「一瞬の素敵行動」をさもいつもやってくれているように「感謝してみせる」ことで、「おお、俺ってそうなのか。では期待に応えなくては」と理想の彼に勝手になってくれるのです。
もしこの「一瞬の素敵行動」を、実際に見つけることができなくても大丈夫。
たとえば「レディファーストで行動してほしいな」と思っていたら、彼にその素質がまったくなくとも「女性に対して優しいよね」と伝え続けるだけで、あら不思議「レディファーストを心がける理想の彼」になってくれるのです。
けんかせずに「こういう彼であってほしい」という気持ちの伝えかた、ぜひ恋愛で活用してみてくださいね。
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