皮膚をつまむことで、血液やリンパの流れがよくなるうえ、弾力が増し、シミやシワに効くとまで言われているんです。
でも、つまむだけで美肌だなんてホント? つまみ美容のメカニズム&セルフ肌つまみを紹介します。
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■どこにもなかった「整膚」って?
ツボを押す、さする系ケアはマッサージやエステなどで昔からメジャーでしたが、言われてみれば「つまむ」「ひっぱる」ことによる健康、美容効果は盲点でしたよね。
つまんだりひっぱったりする療法は、もとを辿ると中国の医学博士・徐堅氏が日本で考案した新手法で、「整膚」といいます。
■どうして押すよりつまむのがいいの?
『奇跡のプルスキン美肌術』(メディアファクトリー)によると
皮膚をひっぱると、肌の深部まで刺激が普及し、リンパや血・老廃物などの長れを改善することができます。しかも肌と筋肉は押すのとは逆に、柔らかくなります。つまり、ひっぱることで、肌はハリと弾力を取り戻すのです。
とあります。
たしかに、つねに押されているヒザやかかとは硬いけれど、しょっちゅうつまんでいるお腹の肌はプルッとしてきれい。
■自分でできる肌つまみ
まずは著者、永井佳子さんの実演動画でイメージづかみ。
顔のつまみかた
ほうれい線の消しかた
この本には、顔のパーツごと~全身のつまみかたが載っており、私も早速、朝のスキンケアや入浴中にフェイスラインの肌つまみを実践中です。
親指と人差し指の2本で、耳下~あごまで少しずつ、フェイスラインの骨部分の少し下をつまむのがポイント。方向は、フェイスラインに対し垂直に。
最近、体重が変わらないのにぼやけていたフェイスラインがくっきりしてきて、複数の人から「痩せてきれいになった」と言われるように。
仕事中や通勤中もできるし、押す強い刺激よりもつまむ弱い刺激のほうが深部まで届き、メリットが大きいそうですよ。
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