テイラー・スウィフトやヴィクトリアシークレットのモデルなど、やせ型の長身美女の人気はいまだ根強いですが、なんと、そんななか現れたぽっちゃり型のシンガーがいるんです。
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■今海外で注目を浴びるメーガン・トレイナー
昨年、突如アメリカのミュージックシーンに現れた、メーガン・トレイナー。
太め体型の自分を偽ることなくさらけ出し、パステルカラーのミュージックビデオが魅力的な『All About that Bass』がスマッシュヒットとなりました。
■私は私。他人が作った美的感覚に惑わされない
メーガンの魅力は、キャッチーな音楽と、リアルな女の子の思いを歌った歌詞にあります。
「私の服のサイズは9号じゃない。でもこんなに踊れる。自分の持っているセクシーさを表に出すの。そのままでパーフェクト」
「雑誌はフォトショップで加工した写真だらけ。リアルじゃないことぐらいみんな知っているわ」
『All About that Bass』より翻訳引用
など、誰もが心のなかで思っている気持ちを代弁しているんです。ありのままの私が素敵! というメッセージは多くの女性を勇気づけたはず。
■モデル体型だけがいい女! は幻想
私の住むオーストラリアでも、モデル体型を目指してジムやヨガ、オーガニックなどの食事制限にいそしむ女性はたくさんいます。
でも理想にこだわり完璧な美を目指すあまり、ギスギスしてしまっている女性が増えているのも事実。
それよりもおいしいものをおいしく食べ、多少ぽっちゃりでも自然体でいることを楽しんでいる女性のほうが、ずっと魅力的ではないでしょうか。
ちなみに『All About That Bass』は、当初他の歌手が歌う予定でしたが、痩せている綺麗な歌手ではリアリティがないということで、作詞作曲したミーガン自身に白羽の矢がたったそう。
自分を捨てて回りに合わせなかったからこそ、掴めたチャンスだったのかもしれませんね。
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