もちろん血色感のある「温感メイク」は可愛らしいですが、でも正直、少し飽きてきたと感じる今日このごろです。
そもそも「血色感=正義」という常識は正しいのでしょうか。実は、同じアジア人でも韓国では真逆。血色ゼロ、肌なじみ一切無視が主流です。
そこで、韓国の人気美容ブロガーの、日本式「温感メイク」と韓国式「冷感メイク」を比較検討! 無血色ならではのクールビューティ顔を取り入れてみませんか?
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■「温感メイク」と「冷感メイク」違いはどこ?
은꼬さん(@kje5081)が投稿した写真 - 2015 5月 20 7:26午前 PDT
代表的な日本式「温感メイク」の特徴は......
・ ピンクチークで血色よく優しい雰囲気
・ ブラウンベージュ系アイシャドウで、ナチュラルに盛った温かみある目元
・ 誰にでもなじむ温かいピーチピンク系リップ
というもの。これはこれで親しみやすくて可愛らしいのですが......、なんだか見飽きた感じがします。
은꼬さん(@kje5081)が投稿した写真 - 2015 4月 24 10:24午前 PDT
一方、日本式とは打って変わって、韓国式「冷感メイク」の特徴は......
・ ノーチークで血色ゼロ&おでこ全開で、肌そのものを強調
・ キリリと涼しげなアイスグレー系アイシャドウ
・ 肌なじみ完全無視の、青み系フューシャピンクのグラデーションリップ
どちらも同じ人なのに、日本式「温感メイク」に比べ、韓国式「冷感メイク」のほうが、断然美人に見えませんか?
日本で見慣れた血色系のおフェロ顔とは対極にある冷感メイクですが、すごく洗練されていて都会的な印象です。
■冷感メイクはバランス命
韓国式冷感メイクを取り入れる場合は、主役となるリップの塗りかたにコツがあります。
青み系フューシャピンクは、唇全体に塗るとバブルっぽくなってしまうので、唇の内側のみ濃くしてパンチを効かせたグラデーションリップにするのがおすすめです。
また、目元までカラフルにすると、全体が散らかってしまうのでNGですが、ノーチークなぶん、目元はある程度強めでOK。カラフルな色味は使わず、アイスグレーで涼しさを出しましょう。
■無血色なセミマット肌が旬
韓国でノーチークが主流なのは、シミひとつない透明白肌そのものを強調するため。
長らくツヤのあるムルグァン(水光)肌が人気でしたが、最近は、より涼しげで上質に見えるということで、セミマット肌に流行がシフトしています。
徹底した無血色な透明感を出すには、ベースは日本でメジャーなピーチ寄りではなく、赤みを抑えるクリームイエロー系に。ハイライトはブルーのコントロールカラーで代用するのがオススメです。
蒸し暑いときはサラッと冷たそうなものに、寒く乾燥しているときはしっとり温かみのあるものに心惹かれますが、メイクも同じ。
暑い日々こそ、冷感メイクでクールビューティを目指しましょう。
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