そのマイナスイメージをちょっと変えるだけで、大人になるのが楽しみになるかもしれません。『熟女は薄化粧 年齢を味方につける大人の生き方』(講談社)を読んで、人生の先輩からキレイな歳の重ねかたを学んでみませんか。
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■SNSでの恋愛自慢は一利なし!
「恋愛って、胸にそっと秘めているから美しいのであって、雑誌やテレビのブームに同調したり、ツイッターやフェイスブックで「私は〇〇しました」など、呟いたり宣言したりするものではないと思うのです。」(本文より抜粋)
「恋愛って、いつも幸せに終わるとは限りません。だからこそ、「真剣勝負」を重ねていけば、細かな感情の機敏がわかるようになるなど、自分の成長につながります。」(本文より抜粋)
「〇〇へ遊びに行った♡」なんて、元カレとの昔のラブラブ投稿を後悔してる人もいるのでは? その時は「一生この人とつきあうから大丈夫!」と思っていても、数年後も同じ気持ちとは限りません。
SNSは誰でも見れるうえ、投稿を削除したからといって、誰かが保存している可能性もあるので安心はできません。どこでシェアされるか分からないからこそ、ネットでのラブラブ自慢は大人になってからは、ほどほどに。
■20代、30代は貪欲でOK!
「なんでも吸収してやろう!みたいな時期は、若いときには必要なのです。20代、30代は貪欲に、すべてを吸収して、後からゆっくりと取捨選択していけばいいのです。」(本文より抜粋)
「アレもコレもやったもん勝ち」と何にでも興味を持つこと、経験しておくは正しいこと! 大人になってからだと体力的にも限界があったり、ムダな情報に振り回される時間はありません。
読書に空手にマンガに俳句に......と多趣味な私もこの言葉で自信を持ちました(笑)。
ただし、本書では吸収したままではいけないというアドバイスも合わせて書かれています。
「シャワーを浴びるように思い切り吸収して、ある程度、物欲を満たしたら、いずれその状態からは抜け出さなくてはいけませんね。とても問題なのは、何歳になっても、情報や物ばかりを貯め込んで、取捨選択をなさらないこと。」(本文より抜粋)
知識をどっさり詰め込んだら、そのあとはいいものだけ厳選。素敵な大人になれるよう、今のうちに色んな経験をしておきましょう。
■「とにかく若く見られたい!」はやめよう
「「あの女性は、年齢の割に若いわね。でも頭の中も若い」といったら、やはり悪口になってしまいます。内面に成熟した魅力を備えてこそ、外見の若さに価値があるのです。」(本文より抜粋)
「年齢を重ねることは「積み重ねること」であり、「進歩すること」。(中略)「変わらないこと」は、見方を変えれば、「進歩がない」ということ。」(本文より抜粋)
肌年齢を気にしたり、見た目を若くしようと努力するのはいいけれど、見た目だけ若くてもNG。見た目も中身も若くて、年だけとっているなんてただのオバケです。
いつまでも美しい美魔女もいいけれど、人間味豊かに年を重ねてみんなから愛されるようなかわいいおばあちゃんを目指すのもアリではないでしょうか!?
image via Shuuterstock
(チョビベリー)