そこで、眠り美人になるための寝室のインテリアを紹介します。
真っ暗闇では眠りの質が下がる
夜寝るときに、電気をすべて消して真っ暗にする人は少なくないはず。一見熟睡できそうな気がしますが、じつは真っ暗な部屋で眠ると睡眠の質は落ちてしまいます。
なぜなら、人は眠っている間も五感が働いているから。そのため、ある程度光が残っているほうが五感のはたらきを妨げずに熟睡できるんです。
そこで眠るときの照明は、ベッドのそばにはテーブルランプで小さな灯りを灯すのが最適です。
温かみのある室内づくり
そこで気になるのが、熟睡しやすいテーブルランプの明るさや色合い。
まずは明るさ。睡眠に快適な照度の数値は0.2〜3.0ルクスです。これは月の光と同じくらいの明るさ。人が原始的に生活していた頃に外で眠っていたそのときの名残りなのです。
なんと、アメリカの科学誌『The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』では「9ルクスの灯りで睡眠している人は、3ルクスより肥満率が1.9倍も高い」という研究結果が発表されています。毎日寝ているだけで肥満率が高まるなんて、考えただけで恐ろしい!
また、色合いはオレンジなどの暖色系がベスト。暖かい色合いには安眠効果があります。
デザイン重視でムードを高める
テーブルランプは、ベッド周りのインテリアのポイントになるもの。デザインにこだわるとハイセンスな空間になり、満足度も高くなります。毎日過ごす場所なので、自分の好きなな空間で快適に作りかえましょう。
テーブルランプを選ぶときは、ライトを付けて光の当たり具合をしっかりチェック。ランプシェードの幅や素材、装飾によって変わる光のデザインが、ベッド周りのムードを決めてくれます。
眠り美人のためには、快適な室内環境を作ることが大切! お気に入りのテーブルランプを見つけて、ぐっすりと眠りについて。
[The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism]
image via Shutterstock
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