フランスを代表するブランドのひとつである『エルメス』。鞄や財布など、上質の皮で作られた製品が有名ですが、じつは香水の種類も豊富

「ジュールドゥエルメス」「オーデメルヴェイユ」「ケリーカレーシュ」「イリス」「アマゾン」...といったように、レディースフレグランスだけでも数多くの香水が発売されているんです。

また、それぞれの香りによって、効果や印象がまったく異なります。そこでフランス女性は、デート、仕事、就寝時などTPOに合わせて洋服を変えるように、エルメスの香水も使い分けているのです

今回は、フランス女性をお手本にした香りの使い分けと、おすすめの香水をご紹介します。

女らしくなりたいときには「ジュールドゥエルメス」

「エルメスの日」という意味の香水「Jour d'Hermès(ジュールドゥエルメス)」シリーズでは、花々が織りなすエルメスの世界を表現しています。香りは、柔らかなフローラル系。

ジュールドゥエルメスシリーズには、3種類の香水があります。

そのなかでも、大人の魅力を最大限に引き出してくれるのは「ジュールドゥエルメス アプソリュ」。

Mon parfumさん(@parfumspourvous)が投稿した写真 - 2015 8月 19 12:07午前 PDT

ガーデニア→ジャスミン→アプリコットフラワー&ハニーへと、香りが移り変わっていく三段階構成。深みのある香りが印象的です。

また、デートシーンなどの女性らしさを高めたいときには「ジュールドゥエルメス ガーデニア」がぴったり。

Tendance Parfumsさん(@tendanceparfums)が投稿した写真 - 2015 5月 28 8:14午前 PDT

ガーデニアをベースとした、ローズ、チュべローズ、ジャスミンの花々の香りが神秘的。ロマンチックかつ洗練された女性の魅力を引き出してくれます。

リラックスしたいなら「アンブル デ メルヴェイユ」

Marco Chauさん(@marcotlchau)が投稿した写真 - 2015 12月 14 6:25午後 PST

リラックスしたいとき、落ち着ついて物事を考えたいときには、L'Ambre Des Merveilles(アンブル デ メルヴェイユ)」

丸い形のボトルに星のしずくが散りばめられたデザインが特徴です。

始まりは、エレミ&ビターオレンジ&イタリアンレモンといった柑橘系の香り。そこからインドネシアンペッパー&ピンクペッパーのようなスパイシーな香りや、オークなどのスモーキーな香りへと変化していきます。

ウッディ系の香りで、あえてフローラル系を加えないことによって、洗練された大人っぽいイメージを作り出してくれるんです。

香りの持続力は5時間前後

使い分け次第で、モチベーションを上げたり、リラックスしたりと、よい効果をもたらしてくれる香水。

今回紹介したものは、香水のなかでも賦香率(濃度)が比較的濃い「オードパルファム」に属します。「オードパルファム」の香りが持続するのは5時間前後なので、朝と夕方で使い分けるのが◎。

シーンに合ったエルメスの香りでボディを纏えば、より質の高い時間を過ごせるはずです。

[HERMES]

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