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「好き」は才能を超えるはず。菅野結以さんのファッションの愛し方
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「好き」は才能を超えるはず。菅野結以さんのファッションの愛し方

2016-03-31 13:00
    2015年の秋冬は、70年代風ファッションがトレンドの予感。

    インパクトのある柄物や、こっくりカラーのアイテムにチャレンジしたいところ。でも、色柄ものの洋服って、買ったはいいけど、いつもどうやってケアしたらいいのか悩んでしまいます。

    お気に入りのアイテムが色あせたり、よれてしまったりすると、それだけで気分がふさぎ込んでしまうことも......。ふと思ったのが、センスのいい人はいつもケアの行き届いた服を着ているなということ。いったいどんな方法でお手入れをしているか......気になります。

    そこで今回、大人ガーリースタイルが魅力の人気モデル・菅野結以さんにインタビューを実施。菅野さんは現在、『LARME』『with』などのレギュラーモデルとして活躍する傍ら、アパレルブランドのプロデュースも手がけています。だからこそ、洋服に対する愛情は人一倍。そんな菅野さんのファッションへの想いや、洋服ケアのこだわり、そして「好き」を仕事にして輝き続ける秘訣を聞いてきました。

    ミリ単位で愛を込める、オリジナルブランドの展開

    秋色を取り入れたキュートなファッションで登場してくれた菅野さん。白のレースが印象的な可愛らしいトップスは、自身がプロデュースするアパレルブランド「Crayme,(クレイミー)」のものだそう。「淡くて儚くて揺らぎのあるガーリー」をテーマに、なんとバイヤーからデザイン、制作まで、菅野さん自ら手がけています。

    「やるならとことんやりたい気質なんです。細部にこそ魂は宿ると思っているので、この(レースの端の)メローを何ミリにしようとか(笑)。人から見たらわからないような些細なことにことだわってこそ、愛情が込められていくと思うんです」

    外見のふんわりとした雰囲気とは違い、妥協を許さない菅野さんのデザインへのこだわりようは、まさにプロフェッショナル。若い人にも買いやすいようにと「わりと利益度外視でやっています」というところは、菅野さんらしい愛情がたっぷりです。

    ファッションが1日のテンションを左右する

    10代の頃から人気雑誌『Popteen』の専属モデルとして活躍されてきた菅野さんにとって、ファッションはとても重要なものだそう。

    「たまに忙しい日に『もう、この服でいいや!』ってテキトーな服で家を出ちゃうときがあるんですが、そういう日は用事が終わるとすぐに家に帰りたくなりますね。ファッションは1日のテンションを左右するし、日常の豊かさにつながると思うんです」

    だからこそ、誰のためでもなく自分の気持ちがアガる服や、人に会いに行きたくなる服を着たいという菅野さん。ずっとぶれないファッションへのこだわりは、ブラックコーデでもレースや透け感のあるものを選んだり、ボロボロのデニムでも足元はヒールにするなど、どこかに必ず「女ポイント」を残すこと。さまざまテイストの服を、いつも菅野さんらしく着こなせる理由はこのこだわりにあるようです。

    色柄コーデは「一点使い」で楽しみたい

    そして話は、今年の秋冬のファッションの話題へ。菅野さんは赤色のアイテムを取り入れたいとか。

    「スカートだけ赤とか、一点を赤に。ドラマチックな色だからか、季節の変わり目に気持ちがグッと秋に向かう感じがします」

    秋冬にぴったりのこっくりカラーや、柄物をスタイリングに取り入れるコツは「一点」に絞ることのようです。

    「上下ともカラフルなコーディネートも可愛いんですけど、私なら大人っぽいガーリーにしたいのであえて一点に抑えるかな。あとはモノトーンやベージュ、グレーとか落ち着いたカラーと合わせるほうが挑戦しやすいと思います。柄ものは顔に近いとインパクトが強くなるので、ボトムので取り入れればすんなりハマるしけっこう遊べますよ」

    また、菅野さんがこの秋冬、特に注目しているのが「ずるゆるコーデ」! ロングのニットカーディガンにロングスカートを合わせるなど、シメるところを作らない「ずるゆる感」がひとクセある可愛らしさを醸し出せそうで、流行の予感です。

    さらに、トレンドカラーはダスティパステル系。ブルーグレーやダスティピンクなど、菅野さんも大好きだという大人可愛いカラーに注目です。

    着る楽しみにつながる、愛情をかけた洋服ケア

    大好きな洋服だからこそ、日常からケアは惜しまないという菅野さん。レースものの洋服が多いため、洗濯ネットは大量にストックしているとか。洋服を裏返しにしてたたんだらネットに入れ、洗濯機の「手洗いモード(※)」で洗うそう。

    「1枚ずつネットに入れた方がきれいに仕上がるので、洗濯機の中がネットだらけになる時もあります(笑)。昔は何でもポンポンと洗濯機に入れて普通モードでガシャガシャ洗っていましたが、型くずれしたり『色が絶妙で買ったのに、違う色になってる......!』という失敗もがあったので......」

    傷めたくない大切な洋服は、夜中にラジオや音楽を聴きながら手洗いをすることも多いとか。嫌なことがあった日でも無心になることができるそうです。「手をかけてあげると次の日に着るのが楽しみなんです」と、にこやかに語ってくれました。

    ※ ドライ・手洗い・おうちクリーニングコースなど、洗濯機によって名称が異なります

    服のダメージを防ぐ、オシャレ着洗いにぴったりの洗剤

    菅野さんも心配している洗濯による服のダメージ。そこで、大切なアイテムを洗うときに使用しているという洗剤がエマールです。汚れはしっかり落としてくれるのに、色あせや型くずれを防いでくれるので、女子の繊細な洋服にも安心して使えます。

    「レースやビジュー、スタッズなどがついた洋服などを洗うときに使っています。洗濯機の手洗いコースで洗えるのが嬉しいんです」

    という菅野さん。ふと、商品裏の表示を見て「え、これニットも洗えたんですか? しかもタイツまで......。これからの秋冬はさらに活躍しそう!」と、おどろいた様子。

    タバコなどの嫌なニオイがつきやすい秋冬のニットも、縮みやヨレ、毛玉を防ぎながら洗濯機でまる洗い(ドライ・手洗い・おうちクリーニングコース)できるのは嬉しいところ。さらに、トレンドのカラーもしっかりキープできるから、色柄ファッションには欠かせない存在。こっくり色のワンピースも、柄物のスカートも、色彩をしっかりキープして手軽に「ホームクリーニング」ができるなんて大助かりです。

    菅野さんは「エマール」に鼻を近づけて「うーん、甘すぎなくていい香り。さわやかでリラックス効果もありますよね」と、リフレッシュグリーンの香りにうっとりしていました。

    好きな気持ちが何よりも大切

    そして同世代の女性として憧れるのが、菅野さんの仕事へのモチベーションと、次々新しいことへ挑戦していくアグレッシブさ。昔から「趣味をすべて仕事にするのが夢」というだけあって、ファッションだけでなく、コスメブランドのプロデュースや、ラジオパーソナリティ、ミュージックビデオへの出演や作詞など、活躍の場は多岐に渡ります。菅野さんが好きな仕事で輝き続ける秘訣はどこにあるのでしょうか。

    『好きは何をも凌駕する』と思っていて、どんな才能よりそれをいちばん愛した人が強いと思うんです。私はもともと、人の目を見て話せないくらいの人見知りだったんです。だから昔からラジオっ子で、よくラジオを聴いていて。パーソナリティをやってみたいと思う気持ちも誰にも負けないし、好きだと努力を努力と思わないで続けられますよね。好きって確信を持てた時点で、それは得意にできるはずなんです」

    昨年はダイビングのライセンスを取得し、次はスカイダイビングに挑戦したいと意欲を見せる菅野さん。新たな魅力を重ね、今後の活躍がいっそう楽しみです!

    菅野結以(かんの・ゆい)

    10代の頃から人気雑誌『Popteen』のモデルとして活躍し、現在は『LARME』『with』のレギュラーモデルを中心に多数の雑誌に出演中。自身のアパレルブランド「Crayme,」やコスメブランド「baby+A」のプロデュースを手がけるほか、ラジオパーソナリティ、コラム執筆、ミュージックビデオ出演など、幅広い分野で活躍中。

    エマール

    text by 水野久美 photo by 三瓶康友



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    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2015/09/048633emal.html
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