何かやるなら、その意味って大事だよねぇ

どれくらい大事か実験するために桃太郎の話の中で、意味のないことを入れてみようと思います。


桃太郎

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんと敏次の孫が暮らしていました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、敏次の孫は俊郎と市民プールへ遊びに行きました。

おばあさんが川が洗濯をしていると、となりで相撲をとっている雷電 爲右エ門にめずらしく土がつきました。

自暴自棄になった雷電 爲右エ門はそのまま川に飛び込みお尻だけ水面から出して流れるという意味不明な行為にふけっている中、そのお尻に良く似たシルエットの大きな桃が流れてきて、それらはおばあさんの前に現れました。

おばあさんは、大きな桃が二つ流れきたと思い適当に片方を拾い上げました。

運よくそれはお尻ではなく桃だったのでその中から生まれた子供は桃太郎と名づけられました。

お尻だったらきっと尻太郎になっていたところでしょう。

そして桃太郎はおじいさんとおばあさんの元ですくすく育ちました。

ちなみに、市民プールへ遊びに行った敏次の孫と俊郎は、あれ以来姿を見たものはなく、村の人の中で神隠しにあったのだと噂になりました。

しかし、おじいさんとおばあさんは新しく桃太郎が家に来たのでまあいいかと、一応警察に捜索願を出す程度におさめました。

ちょうどその時期、鬼が悪さをし始めたのできっと鬼の仕業じゃなとも思い、桃太郎に鬼退治をたのみました。

その桃太郎はとても強かった、雷電 爲右エ門と相撲をとっても7回に2回ぐらい勝てるくらい強かったのです。

なので、なんやかんやで鬼退治のミッションをコンプリートしました。

そして桃太郎は、奪った鬼の財宝を土産に家に戻りました。

もうおじいさんとおばあさんは鬼の財宝長者です。

今でも幸せに暮らしているそうです。

成功者になったおじいさんとおばあさんは、そのころのことを振り返ってよくこう言います。



























「敏次って一体誰じゃったんだろうな…」

めでたしめでたし





ね?もう何が言いたいのかわからないでしょ?
やっぱ意味って大事なんだなぁ

おしまい