かずろさん のコメント
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<提供元サイトで全文を読む> 私のコンプレックスは身長が高いことです。今の身長は 185㎝ あるので、どこに行っても目立っていますが、自分の高身長がコンプレックスになったのは小学生のころでした。
一般的に小学生のころは女子の方が発達が早いので、体格も男子に比べると大きくなりやすいものです。
背の順はいつも一番後ろ。小学4年生の時には、上級生も抜かして学校内で一番高い身長になっていました。
6年生どころか先生よりも背が大きいので 「おばちゃん」 というあだ名で呼ばれていました。
もちろん恋をすることもありましたが、好きな男子からも「おばちゃん」呼ばわりされていましたたため、告白をする勇気はありませんでした。
背が高いと、何をするにも目立ってしまいます。それが本当に嫌でした。
6年生のときには、ランドセルを背負うことができなくなり、片側だけ掛けて登校していました。
唯一の救いはスポーツが好きだったこと。でも、体格的に有利とはいっても、女子としては扱ってもらえないのはとてもつらかったです。
中学校ではバレー部に強制入部
中学に入るとその体格を生かすためといって ほぼ強制的にバレー部に入部させられました。
そのころすでに170㎝くらい身長があったので、期待の新人として扱われました。
私は、運動は好きでしたが、きつい練習は嫌で嫌でたまりませんでした。
とはいえ、部員はみんな私が入ったことでもっと上を目指すことができるという思いだったようです。その期待を裏切るわけにはいかず、毎日きつい練習に耐えていました。
また、このころから 胸が身長に比例してだんだんと大きくなっていきました。
自分では気にしていませんでしたが、男子の目線が少しずつ変わってきたので、なんだか恥ずかしい気持ちに……。 身長が大きい分、小さい男子の目線が胸の近くにくることが本当に嫌でした。
男子は女子の体に興味が出てきた年頃。 とにかく運動をしているとき揺れる胸を見られるのが嫌で、きつい練習よりもその感情に耐えることに必死でした。
そして中学時代の恋愛は、中学2年生のころ、に好きになった男子に初めて告白したのがハイライトです。 彼には 「デカい女とは歩きたくない」 と言われて振られてしまいました。
振られたことよりも「デカい女」だと言われたことがとてもショックだったのを覚えています。
運命の出会い……かもしれない!
仕事や恋愛など何も上手くいかない人生に、落ち込む日々が続きました。
普通の身長ならこんなに苦労することはなかったのに……と何度も泣きました。
街を歩けばみんながすれ違いざまに私を見てきます。「デカイ女」と思われているんだと思うと、ますます身長がコンプレックスになってきます。ついには、ひきこもりになってしまいました。
誰にも会わない生活をしたいと思い、買い物もできるだけネットで注文して一切外に出ませんでした。
そんなあるとき、荷物を運んできてくれる宅配業者の男性に 一目ぼれをしてしまったんです。彼の笑顔がとても好きになってしまいました。
ほぼ毎日のように荷物を持ってきてくれる彼に会うのが私の唯一の楽しみになりました。彼はガッチリ体系で、身長が私と同じくらいだったことも好印象の要因でした。
思いは毎日つのっていき、もう我慢できない!と、あるとき思い切って告白をしました。
なんと、相手も私のことを気に入ってくれていたようで、それから彼が休みの日には私の家で一緒にいるようになりました。
一緒にいるうちにどんどん彼に魅かれていき、彼のことが大好きになってしまいました。
やっぱり大きい女は可愛くない……?
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