うたたまさん のコメント
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■ 画像付きの記事提供元で全文を読む ■ 私のコンプレックスは身長が高いことです。今の身長は 185㎝ あるので、どこに行っても目立っていますが、自分の高身長がコンプレックスになったのは小学生のころでした。
一般的に小学生のころは女子の方が発達が早いので、体格も男子に比べると大きくなりやすいものです。
背の順はいつも一番後ろ。小学4年生の時には、上級生も抜かして学校内で一番高い身長になっていました。
6年生どころか先生よりも背が大きいので 「おばちゃん」 というあだ名で呼ばれていました。
もちろん恋をすることもありましたが、好きな男子からも「おばちゃん」呼ばわりされていましたたため、告白をする勇気はありませんでした。
背が高いと、何をするにも目立ってしまいます。それが本当に嫌でした。
6年生のときには、ランドセルを背負うことができなくなり、片側だけ掛けて登校していました。
唯一の救いはスポーツが好きだったこと。でも、体格的に有利とはいっても、女子としては扱ってもらえないのはとてもつらかったです。
中学校ではバレー部に強制入部
中学に入るとその体格を生かすためといって ほぼ強制的にバレー部に入部させられました。
そのころすでに170㎝くらい身長があったので、期待の新人として扱われました。
私は、運動は好きでしたが、きつい練習は嫌で嫌でたまりませんでした。
とはいえ、部員はみんな私が入ったことでもっと上を目指すことができるという思いだったようです。その期待を裏切るわけにはいかず、毎日きつい練習に耐えていました。
また、このころから 胸が身長に比例してだんだんと大きくなっていきました。
自分では気にしていませんでしたが、男子の目線が少しずつ変わってきたので、なんだか恥ずかしい気持ちに……。身長が大きい分、小さい男子の目線が胸の近くにくることが本当に嫌でした。
男子は女子の体に興味が出てきた年頃。 とにかく運動をしているとき揺れる胸を見られるのが嫌で、きつい練習よりもその感情に耐えることに必死でした。
そして中学時代の恋愛は、中学2年生のころ、に好きになった男子に初めて告白したのがハイライトです。彼には 「デカい女とは歩きたくない」 と言われて振られてしまいました。
振られたことよりも「デカい女」だと言われたことがとてもショックだったのを覚えています。
期待を胸に高校入学!
高校にあがるころには、男子も背が十分高くなっていたし、女子のなかにも背の高い子がいたので、これでもう「デカい女だ」とは言われない! そんな期待を持って高校生活をスタートしました。
そしてその頃から興味を持ち始めたのがファッションです。
まずはモデルさんのマネをすること。ただ、周りではかわいい系のファッションが流行……。なんと、身長が高い私にはサイズが合うものがありませんでした。
友達はみんなかわいい系のファッションのなか、私だけカジュアルで浮いたファッション……。男子からは かわいそうな女 として見られていたようです。
それでも、背の高さをいかしてモデルになりたい!という夢を持つようになりました。
でも、私は背が高いうえに、筋肉質でしっかりした骨格だったので、お世辞にもモデル体型とはいえません。スレンダーというよりは、がっちりしたスポーツアスリートという印象です。
そこで、なんとかして痩せようと、とにかくものを食べないようにしました。
また、食べないことで身長の成長もストップするだろうと思ったんです。
結果的に痩せることはできたものの、無理なダイエットの代償としてひどい貧血を起こすようになってしまいました。
生理のときは特にひどくて、生理痛に耐えられないことが多く、 病院に行くと極度の貧血と栄養不足だと診断されました。
それからは親の監視と病院通い……。バランスのいい食事を採らされました。
おかげで体調は回復しましたが、高校を卒業するころにはまたガッチリ体型に……。しかも、 身長も178㎝まで伸びていました。
就職してからの地獄の日々
高校を卒業してからは就職のために都会に出て、働きながらひとり暮らしをすることになりました。
モデルの夢は諦め、事務系のしごとに就きました。入社当時から180㎝ある身長のため、目立っていました。そして何より嫌だったのが 制服のサイズが合わないこと 。
普通は膝上くらいまでのスカートが、ミニスカートみたいになってしまうのです。
下にスカートを下げようにも腰回りがガッチリしているので、なかなか下がりません。
常に男性社員の視線を感じながら仕事をしていたし、何より自分が仕事に集中することができませんでした。
案の定、早期に退職をしてしまい、その後も何の仕事をすればいいのか悩んでいました。
やはり気になる目線に怒りを感じる
仕事を探しているときに、派遣のモデルの仕事を見つけました。正直、まだ夢を諦めきれていなかったので、応募してみることに。
イベントに参加して盛り上げるという内容の仕事がメインで、周りはスレンダーな体型の子ばかりでした。
身長が高いので向いているのではないかと思ったモデルの仕事ですが、やはり気になるのがスタイル。ガッチリ体型の私は、周りにいるスレンダーな彼女たちに囲まれると、さらに太さが目立ってしまい自分で勝手に落ち込んでしまいました。
どの派遣先へ行っても私が一番身長が高かったので、かなり目立つ存在でした。イベントにはカメラを持ったお客さんも来るのですが、 下のアングルから取られる写真が多いんです。それはパンチラを狙った写真を撮っているから……。
身長が高いこともあり、ちょっと下から撮られると完全に写り込んでしまいます。とても嫌な気持ちで仕事をしていました。
どのイベント会場に行っても同じようなことが続くと、憧れだったはずのモデルの仕事も辞めたくなりました。
スカウトで事務所に入る人もいましたが、私はもちろん声などかけてもらえず……。モデルの道は完全に諦めて、再就職しようと決意しました。
恋人にはいつも気を使ってばかり
社会人になってから何人かの人と付き合いましたが、結局は振られてしまうパターンが多かったです。
たぶん怖いもの見たさというか、 これだけ身長の高い女と付き合うとどうなのか知りたい という、好奇心から近づいてくるんだと思います。
また、胸が大きかったので男性からの誘いは多かったですが、やはりネックは身長差……。
付き合う男性のほとんどは170㎝前後の人が多く、ヒールを履かずとも、一緒に歩くとつり合いが取れません。
気を使って猫背になって歩くようになり、いつもひどく肩が凝っていました。
そして、女性の方が大きいというカップルで一番困るのが、 体の相性がなかなか合わないこと です。
男よりも大きい私に、女の幸せは手に入るのか[体験談](2) に続きます。
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written by miimebe88
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