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パチンコ業界人・砂肝の生焼けコラム 第241話(5月4日)
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パチンコ業界人・砂肝の生焼けコラム 第241話(5月4日)

2020-05-04 12:00
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    私の最寄り駅近くにある老舗ホールが先週、その長い歴史の幕を閉じてしまいました。

    百合子ちゃん(良い熟女)の緊急事態宣言後に都内のホールが軒並み臨時休業に入る中でも、

    ブレーキの壊れた軽トラックのような雰囲気を漂わせながら営業を継続されていたので、

    私も損害保険会社の営業マンみたいな気分でハラハラ、ドキドキ縄文土器してはいたのですが、

    小池さん(良い熟女)からの「営業継続中のホールは店名を公表しちゃうぞ」という、

    現代版・晒し首のような宣言を受けて遂にそのホールさんもギブアップしてしまいました。

    仕事の行き帰りに自動ドアの隙間から漏れ聞こえてくる店内の喧騒に心を揺さぶられた日常も、

    遅い時間に目覚めた休日にぶらりと足を運んで目ぼしい台を手当たり次第に乱れ打った自由も、

    この場所ではもう二度と取り戻せないと思うと一気に年老いたような気分になってしまいます。

    ワシにとってはホントに良い店じゃったのう、フガフガフガ……!

    (遠い目をしながら女子店員の香水の匂いにつられて急接近)


    で、このホールさん。

    実は一昨年の暮れに運営する法人が変わったので正確に言うと「長い歴史」ではありません。

    しかしながら新規開店の際に以前の内装や外観にはほとんど手を加えていなかっただけでなく、

    島の工事や遊技台の変更にもほぼ着手しなかったため雰囲気は以前のまま。

    そこが新しいパチンコ店に変わったと気付いた人は、近隣住民の中でも多くなかったはずです。

     
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