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episode1 相談者A子さん(地方出身24歳)vol.2
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episode1 相談者A子さん(地方出身24歳)vol.2

2014-07-02 01:00
    [アーク先生•ノーアちゃん]
    A子さん、こんにちは!NPO法人ノアのアークとノーアです!! 
    A子さんのパーソナルデータ・生活現状は理解出来ました。我々が責任を持ってサポートして参りますので、先ずは行政府へ相談に行きましょう!

    [A子さん]
    ○○区役所福祉課(福祉事務所)へ相談も、窓口担当より…
    『都庁へ行って下さい』
    『ハローワークへ行って下さい』
    『今、係りの者が居ません。電話でアポを取ってお越し下さい。』
    『込み合ってますから また明日来て下さい。』…ってな対応でとても相談に成りません(困)

    [ノーアちゃん]
    アーク先生、国は憲法で『すべての国民は健康で文化的な生活を営む権利を有する』と規定し関連法案で『国が生活に困窮するすべての国民に対し、程度に応じ必要な保護・保障する』と規定してるのに…何故、A子さんに対してそのような対応なの!? 

    [アーク先生]
    それはねノーアちゃん、この国は≪申請主義≫だからなんだよ。
    例えば… 身体に障害がある人がいて… 医師に障害有の診断書をもらい… 障害者認定≪申請≫をして認定されないと… 何の保護・保障も受けられないんだよ。
    つまり仮に重度の障害があっても≪申請≫して認定されないと健康な人と同じ!!
    A子さんに当てはめると… 保護・保障の≪申請≫をしないと…のらりくらりと何も始まらないんだよ。

    [ノーアちゃん]
    ヒャー・・アーク先生、じゃあ具体的にA子さんはどうしたら良いの?

    [アーク先生]
    う〜むぅ、そうだね… 伺ったデータから考えると… 手持金も乏しい、 DV等もある、親族関係も複雑…
    A子さん本人の希望・意向が一番大切だから、考えうる方法を一つ一つ丁寧に説明して決めて貰おうと思っているけど…
    緊急性が高いので道筋が決まるまで一時的に清潔で文化的な住環境を提供してあげよう。

    ※回答に成っていないかもしれませんが… それは本来、本人がこれからどのように生きて行こうか…っていう明確な希望や意志が無いとアドバイス出来ないからです。
    しかしそれが明確であればわざわざ我々に相談するはずも無く… 生命の緊急性を考慮し、先ずは温かい食事・清潔で文化的な住環境の中で保護し、共に進んで参ります。


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