プロダクション・アイジーの磯部です。
今日は、動画についてお話させていただきます。

「原画」を動画用にトレース(上から改めて清書として別の紙になぞって書くこと)することと、「原画」と「原画」の間を映像にした時、より滑らかに動いて見えるように更に絵を追加すること(中割りといいます)が動画工程で行われます。
前回までお話させていただいた、「レイアウト」「原画」とは別の方が担当し、国内外問わず多くの動画さん、動画会社さんに依頼していきます。
動画が上がると「動画検査」という工程があり、内容に不備がないかチェックが行われます。動画作業に入る前に、動画検査を担当頂く方が動画をスムーズに作画するため、中割りの参考や注意事項を入れたりなどして、上がりの精度を高められるようにしています。
実際の素材は、下図です。

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「原画」の時は、紙の枚数は
6枚でした。
素材を分け、間の動きを描くことで「動画」にすると29枚にもなります