前回は、地震を受けて「楽しむなんてできない」と自粛してしまう人は、宗教を取り入れてみようというものでした。

 [S] 自粛しないとと萎縮してしまうなら宗教を取り入れよう  

 地震が起きたからといって、全国で「楽しむなんてできない」と自粛してしまったら、激しい経済停滞が起こってしまいます。私たちは被災地の苦境に心を痛めながらも、活発に生きていかなくてはなりません。

 それに対し、自らの心を強く持つとか、あるいは神にその倫理を預けてしまうとか、私たち個人には、答えが用意されています。

 実際私の身の回りでは、リアルでもネットでも普通に暮らしています。

 しかし、全市民の目にさらされる大企業にはそれができません。自分たちの倫理を「宗教」に預けることは困難です。地元の企業であれば、地元の祭りなどにあえて参加することもできるでしょう。でも大企業は派手なことをすれば少なからず批判も来るでしょう。多くの人は自粛するなと思っているかもしれませんが黙っている人が大半です。かくして、例えばテレビのCMはACばかりになってしまうのです。

 グローバル化万歳な時代もありましたが、グローバル化した企業は激しい価格競争でまともに利益を出すこともできず、社員の給料を上げることができません。日本の経済に本当にプラスになっているのか、だんだん微妙になっています。自粛もしないといけない、競争も激しい、なかなか辛い事業です。

 でも、その激しい競争でモノを世界に溢れさせることができるのであれば、世界のまだモノが豊かではない人たちの生活を豊かにするという世界貢献ができるのできます。その活動はそれはそれで大きな意義があります。

 日本の中小が生き生きと日本をひっぱり、その余力で大企業が世界を豊かにする、そんな構図が未来の普通になるのです。

《ワンポイントミライ》(

ミライ: これまで、これからの大企業は辛いという話題が多かったこのミラフツですが、唐突に世界貢献宣言!

フツクロウ: ホッホ。