おとといくらいだったか、ニュースで今年の就活の話をしていました。
今年の就活生は「ホワイト企業」に就職したい傾向が強くて、企業側も平均残業時間や有給消化率などを開示して、「ホワイト企業」ぶりをアピールするんだそうです。
なんか、私が学生の頃だって、福利厚生がしっかりしてるかとか一つの話題で、それを重視するのか、仕事内容そのものを重視すべきなのかってのは、学生ながらにも難しい問題でした。(私は就活はしたことないですけど、周りがやっててもちろんいろいろ考えました)
とはいえ、学生なんて世の中のことまるでわかりませんから、福利厚生みたいにきちんと見えるとこってどうしても比重が高くなります。
売り手市場の今、平均残業時間や有給消化率といった指標が手に入るのでしたら、そりゃ学生にとってとても気になる項目になることでしょう。自分の頃に「えと、福利厚生のことについて、お伺いしたい事があるんですけど・・」ってちょっとドキドキしながら質問するのが、残業とか有給の話題になるわけですよね。
何が違うかって、福利厚生って制度で会社が用意するものですけど、平均残業時間や有給消化率とかって働いている人の実態で、福利厚生が重視されるとわかって「今すぐ福利厚生を充実しろ!」なんて、簡単にいかないところでしょう。
もちろん企業によっては、その辺実態と違うごまかしの入った数字を出してくる可能性はありますが、後々それがごまかしとわかれば、3日で辞められた上に、SNSに全部暴露されて大炎上必至ですから、あんまりあこぎなことはできません。
となると、本当に会社を変えていくしかありません。平均残業時間を減らし、有給消化率をあげるしかありません。
変わる時って一気に変わるのかもしれません。ちょうどプレミアムフライデーなんて取り組みも始まってて、じゃあ繰り出そうなんてことにもなるかもしれません。
今まで人あまりで労働環境はちっともよくなりませんでしたが、これをきっかけによくなって、人々がもっと外でお金を使う時間ができて、経済が活発になることでしょう。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: と、こういう話が出ると「俺は若い頃めっちゃ働いて、それが楽しかった。若い人から働く機会を奪うのはいかがなものか」と言い出すおっさんが出てくるのですが、あれなんとかならないのでしょうか。
フツクロウ: ホッホ。