都民Fが圧勝しましたが、そうなると大量の新人さんがちゃんと働けるのか、大変気になるところです。

 都民Fの新人議員がしっかりと都政を担うにはどうすればいいか、完全マニュアルに挑戦です。

都民編

 その前に、都民はどうすれば都民Fの新人議員を支えられるのか。

 簡単です。自分の選挙区の議員さんのSNSをチェックしましょう。Facebookやブログです。いいものにはいいね!や拡散するなど反応していけば、議員さんはどんどん力をつけることでしょう。

 もっと応援したければ寄付(いわゆる献金)をしましょう。たとえ少額でも構いません。多くの人が個人献金をするようになれば、企業献金が多少あろうとも、都民ファーストな姿勢が崩れることはないでしょう。

新人議員編

 選挙に勝ったはいいけど、これからさきどうやったら結果を残せるのか手探りな状態ではないでしょうか。

 しかし、情報公開ののろしをあげた都民Fは、今までの議員とは違うアプローチで今までの議員にはできなかったことができる時代です。このマニュアルを読んで、しっかり実現してください。

 1)  肩の力を抜く

 全国の都道府県の議会で言われていることですが、今都道府県議会って「いる?」って言われるくらいしなければならないことが少ないです。都政で言えば与党議員は都知事が出してくる議案や予算に賛成してるだけでもなんとかなってたりとか。

 もちろんそんなことで満足してはいけませんが、たとえ新人でも最低限の働きはこなせるはずと肩の力を抜きましょう。

 2) SNS

 なにはともあれ、SNSです。ブログやFacebookで、自身の政治活動をつぶさに報告しましょう。

 今回の都議選、ブロガー議員は強かったそうです。

 ブロガー議員なら大逆風も生き残る⁉︎アゴラ都議全員当選  

 おときたさんがぶっちぎりで当選してて、へーと思っていたのですが、ブロガー議員の自民党川松真一朗さんや維新のやながせ裕文さんは都民Fでないけど当選とのこと。普段から自分の活動をつぶさに発信している人は、なんとか党だから支持されるだけでなく、自分自身の支持者を獲得できます。もしも次の選挙で都民Fに逆風が吹いても、自分の支持者はしっかり支えてくれるかもしれません。

 3) 一点突破の活動

 新人ですから、毎日の活動は自身の得意な分野、あるいは取り組むべき分野に絞って深掘りしましょう。保育所問題なら、それに集中するのです。一つの分野にどの都議より詳しくなれば、その活動報告は拡散しやすくなることでしょう。

 4) 都議会での質問

 自分の得意分野ができれば、都議会ではその分野で質問しましょう。文書による質問なら他の人との時間配分とかきにせずいくらでもできるそうです。その質問やその回答をSNSで報告することがまた成果になるでしょう。

 5) 情報公開

 新人でしがらみがありませんから、情報公開を進めても、特に痛い腹を探られることにはなりません。自分の分野で分からないことがあれば、どんどん情報公開を推進しましょう。

 6) 個人献金を進める

 SNSで都民に応援してもらうだけでなく、積極的に献金もしてもらいましょう。100円からでも簡単にできる方法を見つけて広めましょう。

 以前ロンドンオリンピックの視察に都議が行こうとした時非難されたことがありました。でも、ほんとは一番行くべき人たちです。オリンピックをやろうとしたら、無数の問題が起こることでしょう。そんなとき分野をまたいで調整できる都議員のような人こそが、実際のオリンピックを視察するべきです。

 しかし、すべての都民から集める税金を使おうとすると必ず(猛)反対する人がでます。ですから、自分の意思で使えるお金は必要です。保育問題を専門にする人なら、オリンピック期間中の一時保育問題とか重要かもしれません。そんなときに堂々と支持者から集めた献金で視察してくればいいのです。

 まあ企業献金の方が多くなってしまうようなこともあるかもしれませんが、普段から自身の活動を可視化していれば、企業も無理に「見返り」を要求することは難しいと悟ることでしょう。

 都民から直接支持されれば、「組織票」に頼る必要もありません。

 そうすれば自身の政治活動を支持者たちの要求に素直に対応させることができるでしょう。

 ここまでできれば、今までの影では悪いことしてそうな今までの政治家とは違うイメージの新しい政治家として認識されることでしょう。

 そのモデルは日本各地の自治体の議会やさらには国政にも広まっていくことでしょう。日本の新しい政治の幕開けになるのです!


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 過度な「党議拘束」も抑制できますよね。

フツクロウ: ホウじゃな。