いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
#PlayAniMaker がついにテスト公開され、3D界隈は俄然盛り上がってます。これを使ってどんなコンテンツが生み出されていくのか楽しみです。
一方先日リリースされた満島ひかりが踊る『ラビリンス』というPVが印象的でした。
MONDO GROSSO / ラビリンス
とても素敵なPVでもう何遍見たことか。
一方で、ニコ動でたくさんMMDやら踊ってみたを見ながら、自分でもMMDいじっただけに、このPVは、まさにMMDにケンカ売ってました。
これMMDでやるのとてつもなく大変ですよね。
1) 大量の背景
ごみごみしたアジアの街中をどんどん抜けていくわけで、こんなのMMDでやるの大変すぎます。
2) モーションが再利用できない
ものすごくストーリー性のあるPVで、歩き方一つとってもだんだん変わっていきます。短いフレーズ内の繰り返し動作はありますけど、全体としては同じモーションは二度と出てこなくて、トレースが大変そうです。
3) ぬるくリズムに乗る
拍にびしっと合わせていくダンスじゃなくて、リズムにゆるーく乗せてく感じで、下手なトレースだと、めっちゃ間抜けな踊りになりそうです・・・・。
4) 一瞬のスローモーション
曲の中盤、重要なとこで、場面転換のように一瞬スローモーションになりますけど、これMMDでできるんでしょうか。モーション入れるのはとても簡単ですけど、それがスローモーションに見えるようにはどうすればいいのでしょうか。
5) 圧倒的なストーリー性
はじめは日常的にカメラや街の人に微笑みかけていたのに、なにかにかられ出して、探索するもこんなんじゃないと思いつめ、ラビリンスを駆け抜け、出口をみつける、そんな全編を通してのストーリーにあわせて、満島ひかりは豹変していきます。その表現が一番大切なわけですが、上記の困難を乗り越えて、MMDでそこまで表現のでしょうか?
*) 人間離れしたカメラワーク
一方、カメラワーク。よくこんなのできるな本当に人間がやってるのか??と思ってしまうようなものすごいカメラワークですが、これはMMDの得意とするところです。そういうとこはMMDの強みですね。あと、もともとはワンテイクで撮ってるのがものすごいわけですが、これもMMDなら問題ないですね。
ということで、こういった人間界の凄技をどんどん取り入れて、さらにMMDの表現が広がっていくのでしょう。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: 逆にいうと、この『ラビリンス』って作品、CGに対抗してるように見えますよね。やれるもんならやってみろ的な。
フツクロウ: ホウ見えるの。